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J-GLOBAL ID：201202205043679102   整理番号：12A1147575

フライアッシュの混和と中性化が反応性骨材含有コンクリートの近赤外分光スペクトルに与える影響

著者 (4件)： 上田隆雄 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  松田彩妙 (日亜化学工業) ,  山本晃臣 (フジタ建設コンサルタント) ,  塚越雅幸 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 34  ページ： ROMBUNNO.1295  発行年： 2012年06月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ASRにより劣化したコンクリート構造物の診断手法として近赤外分光法を応用した場合,ASRの進行に伴ってOH基に相当する波長1412nmの吸光度スペクトルが変化することがわかってきた。これに対して,コンクリート中のCa(OH)₂含有量の変化は,コンクリートの中性化やフライアッシュの混和でも発生する。そこで本研究では,これらの要因が吸光度スペクトル特性に与える影響について検討した。この結果,フライアッシュを混和した場合には,波長1412nm付近の吸光度の値が顕著に小さく,ASRと中性化の判別も含めて,コンクリート中深さ方向の差吸光度分布の測定により原因推定が可能であることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *フライアッシュ ,  骨材 ,  *アルカリ骨材反応 ,  *コンクリート ,  *中性化 ,  近赤外スペクトル ,  細孔内流体 ,  *故障診断 ,  水酸化カルシウム ,  光吸収 ,  垂直分布
準シソーラス用語： 反応性骨材

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (7件)： フライアッシュ ,  混和 ,  中性化 ,  反応性骨材 ,  コンクリート ,  近赤外分光 ,  スペクトル