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J-GLOBAL ID:201202205177288452   整理番号:12A0040309

油およびグリース潤滑下におけるフレッチング摩耗防止メカニズムの違い

Difference in Preventive Mechanism for Fretting Wear between Oil and Grease Lubrication
著者 (2件):
資料名:
巻: 56  号: 12  ページ: 788-796  発行年: 2011年12月15日 
JST資料番号: F0390A  ISSN: 0915-1168  CODEN: TORAEO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では油潤滑とグリース潤滑(基油;PAO,増ちょう剤;ウレア化合物)での微小揺動時のスラスト軸受を用いたフレッチング摩耗試験を行い,動粘度がフレッチング摩耗に与える影響について検討し,また,混和ちょう度がフレッチング摩耗に与える影響についても検討した.またEHL試験機を用いた接触域のその場観察を行い,ウレア保護膜が形成される過程について観察した。これにより得た主な知見を次に示した。1)油潤滑,グリース潤滑に関わらず,振幅比が小さい場合,損傷比は動粘度の影響をあまり受けないこと,2)油潤滑の場合,振幅比を1.6以上,かつ高粘度油を使用することで,耐フレッチング性が向上すること,これは油膜厚さが増大したことによること,3)グリース潤滑(基油;PAO,増ちょう剤;ウレア化合物)の場合,振幅比を大きくすることで基油動粘度の影響が現れ,基油動粘度が小さいほど耐フレッチング性が向上すること,基油動粘度が小さいほど離油度が大きくなり,接触域から基油が排除されやすくなること,その結果,接触域に残されたウレア化合物が保護膜を形成し,耐フレッチング性が向上すること,4)微小往復動EHL試験機を用いて,接触域のその場観察をした結果,基油動粘度が小さいグリースを使用した場合,接触域の周りからウレア保護膜が形成され,やがて接触域全体を覆うことなど。
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