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J-GLOBAL ID:201202205614805402   整理番号:12A0549888

空気/水界面で不飽和脂肪酸のtrans異性体のクラスタ化過程に関する熱力学

Thermodynamics of the Clusterization Process of trans-Isomers of Unsaturated Fatty Acids at the Air/Water Interface
著者 (6件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 2173-2182  発行年: 2012年02月23日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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空気-水界面でアルキル鎖中18~26炭素原子と二重結合の異なる位置を有する不飽和脂肪酸を用い,不飽和カルボン酸のtrans異性体の熱力学パラメータを調べた。量子化学半経験的PM3法の枠組み内で基本化合物から単量体形成のエンタルピー,Gibbsエネルギー及びtrans不飽和カルボン酸の絶対エントロピーを計算した。炭化水素鎖中同数の炭素原子しかし二重結合の異なる位置を有する異性体に関する上述の熱力学パラメータは誤差限界内で実質上同じであることを示した。四組のtrans不飽和カルボン酸の二量体,三量体及び四量体について,クラスタ化過程の熱力学パラメータを計算した。二重結合位置は等しいアルキル鎖長を有するカルボン酸の生成とクラスタ化の熱力学パラメータ値に影響を及ぼさないことを示した。唯一の例外は二重結合がω位置にある事例である。この事例では,アルキル鎖間の分子間相互作用数が変化した。標準条件でtrans不飽和カルボン酸の自発的クラスタ化はアルキル鎖中16~17炭素原子以上を有する分子について可能である。これらの閾値はアルキル鎖中12~13炭素数を有する飽和カルボン酸についてPM3法を用い先に計算した対応値を超え,18~19炭素数を有するcis不飽和カルボン酸に対応するパラメータよりも若干小さかった。これらの値は実験パラメータと一致した。また,a=6.98Å,b=8.30Åを有する単位格子及び64.95°の傾斜角を有する分子に対するtrans不飽和カルボン酸単分子層に関する計算構造パラメータは実験パラメータと一致した。
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分類 (2件):
分類
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液-気界面  ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸 
物質索引 (15件):
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