抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では2003年冬季にサハリン沖で行われた係留観測によって得られた氷厚データを使用し,AMSR-Eの89GHzおよび36.5GHzデータとの比較を行うことによって,AMSR-Eデータから氷厚を推定するアルゴリズムの作成を行った。AMSR-Eの水平および垂直偏波の偏波比は89GHzおよび36.5GHzのいずれも氷厚との間に指数関数的な関係が示唆された。このような氷厚と衛星マイクロ波放射計データとの関係を現場観測データとの直接比較から示したのは本研究が初であり,この関係に基づいてより高精度な薄氷厚アルゴリズムを作成することが可能となった。(著者抄録)