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J-GLOBAL ID：201202205991591042   整理番号：12A0334409

HIV-1 NefはSrcキナーゼHckを介してGolgiの機能,構造,及びシグナル伝達を撹乱する

HIV-1 Nef Perturbs the Function, Structure, and Signaling of the Golgi Through the Src Kinase Hck

著者 (9件)： HIYOSHI Masateru (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  TAKAHASHI-MAKISE Naoko (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  YOSHIDOMI Yuka (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  CHUTIWITOONCHAI Nopporn (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  CHIHARA Takashi (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  OKADA Masato (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  NAKAMURA Nobuhiro (Kanazawa Univ., Kanazawa, JPN) ,  OKADA Seiji (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  SUZU Shinya (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN)
資料名： Journal of Cellular Physiology  (Journal of Cellular Physiology)
巻： 227  号： 3  ページ： 1090-1097  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： E0042B  ISSN： 0021-9541  CODEN： JCLLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： GolgiでのHIV-1 Nef-SrcキナーゼHck軸により誘導され,Fms N-グリコシル化欠損に関与するシグナル伝達カスケードを含む分子事象を分析した。その結果,Nef-Hck軸がFms N-グリコシル化を阻害する分子機構を明らかにした。さらに,マクロファージでのGolgiにおける細胞蛋白質及びウイルス蛋白質の輸送とグリコシル化に,Nef-Hck軸がどのようにして影響を及ぼすかを決定し,GolgiにおけるNef-Hckの分子相互作用の病理学的な意味を明らかにする一助とした。また,以上の発見は,SrcキナーゼがGolgiの構造と機能をどのようにして調節するかの解明に有効であった。

シソーラス用語： *Golgi体 ,  細胞情報伝達 ,  *Srcタンパク質 ,  HIV1 ,  DNA結合タンパク質 ,  *ウイルスタンパク質 ,  転写因子 ,  サイトカイン受容体 ,  突然変異体 ,  酵素活性化 ,  グリコシル化 ,  リン酸化 ,  ERK【酵素】 ,  後天性免疫不全症候群 ,  タンパク質
準シソーラス用語： Fms受容体 ,  GM130 ,  GRASP65 ,  *Hck ,  *Nef蛋白質 ,  N-グリコシル化 ,  Srcキナーゼ

分類 (3件)： ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： HIV-1 ,  Srcキナーゼ ,  Hck ,  シグナル伝達 ,  撹乱