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J-GLOBAL ID:201202206158230458   整理番号:12A0726774

HPLC-UVによるワイン中の遊離および結合アセトアルデヒドの分析に対するガス拡散微量抽出の応用とMS/MS検出による抽出された化合物の評価

Application of gas-diffusion microextraction to the analysis of free and bound acetaldehyde in wines by HPLC-UV and characterization of the extracted compounds by MS/MS detection
著者 (5件):
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巻: 403  号:ページ: 1031-1037  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ワインにおいて,高濃度のアセトアルデヒド(AA)の存在は,望ましくない特徴的な香りに関与するだけでなく,健康への悪影響の原因となり得る。ワイン醸造時に亜硫酸塩を添加することにより,AAと亜硫酸塩の間の付加体の形成によりAAの感覚的影響を低下して,AAのこのような感覚活性を打開できる。それにもかかわらず,結合AAはワインの貯蔵中に放出される;したがって,長期的なワインの品質を推定するためには,その全量を知ることが重要になる。提案した方法は,ガス拡散マイクロ抽出を用いたワインからのAAの抽出と,液体クロマトグラフィーによる定量に基づく。AAの遊離および結合形態は,亜硫酸塩-AA付加体を分離するためにアルカリ加水分解段階を使用して,識別し定量が可能できる。5と26mg/Lの範囲の遊離AAの値と,154と906mg/Lの範囲の全形態で,本方法を種々のタイプのワインに適用することに成功した。結合AAは,分析したすべてのサンプルの合計含有量の90%以上であり,白ワインに関してより高い量が得られた。他のカルボニル化合物も,質量分析法を用いて抽出物中で同定した。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物の各種分析  ,  抽出  ,  ぶどう酒 
物質索引 (1件):
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引用文献 (26件):
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