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J-GLOBAL ID:201202206250805505   整理番号:12A0615265

志賀高原カヤノ平ブナ成熟林における土壌有機物の特徴

著者 (4件):
資料名:
号: 49  ページ: 1-5  発行年: 2012年03月25日 
JST資料番号: Z0851A  ISSN: 0389-9128  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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地球温暖化が進行化しており,森林生態系の炭素吸収機能の定量的把握が最重要課題となっている。近年,極相林における土壌炭素蓄積量が生態系全体としての炭素吸収機能を左右する可能性が示唆されている。本稿では比較的知見の少ない極相林,カヤノ平のブナ成熟林における土壌有機物の量および質にについて検討した。カヤノ平では他の温帯落葉極相林に比べ,非常に多くの有機炭素が表層土壌に蓄積しており,これらは活性アルミニウムなどの酸化物に富む土壌特性が影響していると考えられた。また,土壌有機物(腐食酸)の質は比較的安定性が高いこと,また,空間的な不均一性は比較的低いことが分かったが,調査地の南東方向ほど微生物分解を受けやすく,土壌中での炭素は動きやすい特徴を有していることが示唆された。今後はさらに土壌有機物動態を明らかにしていきたい。
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分類 (2件):
分類
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生態系  ,  土壌化学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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