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J-GLOBAL ID：201202206338498556   整理番号：12A0763580

基地局連携セルラシステムのための基地局アンテナの指向性の最適化

Optimization of Base Station Antenna Directivity for Base Station Cooperation Cellular Systems

著者 (6件)： 杉村独歩 (東京工大) ,  新井麻希 (東京工大) ,  阪口啓 (東京工大) ,  荒木純道 (東京工大) ,  外山隆行 (パナソニック モバイルコミュニケーションズ) ,  星野正幸 (パナソニック 東京R&Dセ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 11(RCS2012 1-21)  ページ： 115-120  発行年： 2012年04月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,次世代移動通信技術として注目される基地局連携セルラシステムのための基地局アンテナの指向性の最適化を行う。従来の単一基地局システムの場合,基地局アンテナの指向性は隣接セルへの干渉電力を最小にしつつ,自セルの電力を最大にするように設計される。しかし,基地局連携システムの場合,基地局連携を行う隣接セルへの干渉電力の問題が取り除かれるため,従来とは異なる基地局アンテナ指向性の設計が必要になる。そこで,セル平均容量を定義し,基地局アンテナ指向性の垂直面チルト角・水平面ビーム幅のパラメタを最適化することにより,セル平均容量を最大にする最適な基地局アンテナ指向性を求める。また,基地局連携システムに最適なセクタ構成も提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： セルラ通信 ,  *基地局 ,  指向性 ,  *指向性アンテナ ,  最適化 ,  傾斜角 ,  協力
準シソーラス用語： チルト角 ,  連携

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (7件)：

• 阪口啓. 基地局連携MIMO空間周波数共用. 信学技報. 2008, 107, 519, 123-128
• GARCIA, Ian Dexter. Impact of Base Station Cooperation on Cell Planning. EURASIP Journal on Wireless Communication and Networking. 2010, 2010
• NIEMELA, Jarno. Optimum Antenna Downtilt Angles for Macrocellular WCDMA network. EURASIP Journal an Wireless Communications and Networking. 2005, 2005
• THIELE, L. MU-MIMO with localized downlink base station cooperation and downtilted antennas. Proc. IEEE International Conf. Commun. Workshops 2009 (ICC'09), Jun. 2009, 1-5
• SUGIMURA, Doppo. A Study on Beam Tilt Angle of Base Station Antennas for Base Station Cooperation Systems. Proc. IEEE PIMRC 2011, Sep. 2011

タイトルに関連する用語 (4件)： 基地局 ,  連携 ,  基地局アンテナ ,  最適化