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J-GLOBAL ID:201202206515213338   整理番号:12A0068140

P,CaおよびZn堆積によるPd/Ce0.5Zr0.5O2モデル三元触媒の不活性化

Deactivation of Pd/Ce0.5Zr0.5O2 model three-way catalyst by P, Ca and Zn deposition
著者 (4件):
資料名:
巻: 111-112  ページ: 233-245  発行年: 2012年01月12日 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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モデル1wt%Pd/Ce0.5Zr0.5O2”三元触媒”(TWC)の表面へのP,P-CaおよびP-Zn堆積がその構造,モルフォロジー,組織,酸素貯蔵と放出および触媒性能に及ぼす影響を初めて検討した。本研究の目的はP,CaおよびZn汚染物がTWCの表面に集積した時のTWCの多機能に対する基礎的理解を提供する事である。この目的に対して,モデルのPd/Ce0.5Zr0.5O2TWCとP,P-CaおよびP-Zn汚染物質を調製して,BET,XRD,HR-TEM,XPSおよびH2/O2パルス注入法によって特性化した。非汚染および汚染Pd/Ce0.5Zr0.5O2固体の触媒性能を酸素希薄条件下でのCOとC3H6の酸化およびH2によるNOの還元プローブ反応について評価した。P,CaおよびZnの汚染物質の導入が850°C空気中でエージングされたPd/Ce0.5Zr0.5O2触媒の不安定な活性(OSC)および全(OSCC)酸素種の濃度を著しい低下(16-40%)を生じる事が分かった。P導入に続く850°Cのか焼の後,CePO4が検出される一方でCaあるいはZnの存在下ではそれぞれCa3(PO4)2およびZnOの生成が検証された。より低温でのZnとPの共添加はOSC(μmolO/g)を更に劣化する事が分かったが,高温では明かな相違は認められなかった。これはCe(IV)酸化物の還元度を著しく低下したCePO4の生成に帰因していた。CePO4をは触媒粒子(例えば,細孔の口や内部表面)を物理的に覆ってBET表面積,細孔容積やPd 表面部位のかなりの損失を生じた。重要なことは,Pdの存在によって,Ce0.5Zr0.5O2にP,CaやZnが堆積した時のその酸素の貯蔵と放出特性に対する劣化の影響を減少する事が初めて分かった。触媒表面の高濃度(mg/g)のP,P-CaおよびP-Zn汚染物質が酸素の希薄条件下でのCOやC3H6の酸化およびH2にょるNOの還元に対する触媒活性の低下を生じることが分かった。触媒性能の低下はPの存在で大きく生じて,CaやZnの存在でその程度は小さかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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貴金属触媒  ,  有害ガス処理法  ,  排ガス処理 
物質索引 (1件):
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