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J-GLOBAL ID：201202206645164070   整理番号：12A0096966

顔画像による印象形成-画質効果の個人差について-

Impression Formation by Facial Image-Individual Differences in Effect of Image Quality-

著者 (4件)： 佐藤慈 (九州産業大 芸術) ,  坪井麻早記 (千葉大 大学院融合科学研究科) ,  青木直和 (千葉大 大学院融合科学研究科) ,  小林裕幸 (千葉大 大学院融合科学研究科)
資料名： 日本写真学会誌  (日本写真学会会誌)
巻： 74  号： 6  ページ： 315-319  発行年： 2011年12月25日 
JST資料番号： G0165A  ISSN： 0369-5662  CODEN： NSGKAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,顔画像から受ける人物印象に与える画質の効果が,相貌や性別といった個人差によって異なるのかどうかを検討した。相貌および性別の異なる複数の顔画像を実験に用い,それらの画質をコントロールした刺激画像上の人物の印象を3個の形容詞対(「親しみやすい-親しみにくい」「活発な-おとなしい」「まじめな-ふまじめな」)からなる5件法の質問紙によって被験者に評価させた。その結果,相貌や性別に比較的関係なく効果を及ぼす画質操作と,相貌や性別によって効果の異なる画質操作があることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *顔画像 ,  *感情 ,  *画質 ,  *個体差 ,  性差 ,  実験 ,  絵画 ,  画像補正 ,  コントラスト ,  明度 ,  彩度
準シソーラス用語： ポートレイト ,  *印象 ,  *個人差 ,  相貌 ,  被験者実験

分類 (1件)： 写真技術一般  (ZA02010Y)

引用文献 (5件)：

• 1) S. R. Pallak, "Salience of a communicator's physical attractiveness and persuasion: A heuristic versus systematic processing interpretation", Social Cognition, 2, 158 (1983).
• 2) M. Clifford, E. Walster, "The effect of physical attractiveness on teacher expectation", Sociology of Education, 46, 248 (1973).
• 3) S. Sato, H. Komori, N. Aoki, H. Kobayashi, "How Image Quality Effects the Impression Created by Facial Photographs", J. Soc. Photogr. Sci. Technol. Japan, 71, 92 (2008).
• 4) 佐藤 慈,児守啓史,青木直和,小林裕幸“顔写真の明るさとコントラストが印象形成に与える影響”,映像情報メディア学会誌,63, 11, 1637 (2009).
• 5) 山田雅子,斎藤美穂“顔の性別判断方略の発達-形態情報と色彩情報による作用-”,日本色彩学会誌,28, 4, 233 (2004).

タイトルに関連する用語 (3件)： 顔画像 ,  画質 ,  個人差