文献
J-GLOBAL ID:201202206870438154   整理番号:12A0419625

ラクチドセグメントが水溶液中星型ポリエチレングリコール-co-ラクチド-アクリラートマクルロモノマのナノ構造に及ぼす効果に関する大規模シミュレーション

Mesoscale Simulation of the Effect of a Lactide Segment on the Nanostructure of Star Poly(ethylene glycol-co-lactide)-Acrylate Macromonomers in Aqueous Solution
著者 (2件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 1536-1543  発行年: 2012年02月09日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
散逸粒子動力学(DPD)によって水溶液中四本腕星型ポリエチレングリコール-co-ラクチドアクリラート(SPELA)の構造をシミュレーションした。両親媒性マクロモノマ中反応性アクリル酸基の分布とミセル形成及び水溶液中ネットワーク形成の程度は疎水性単量体のラクチドセグメント長nに依存する。各腕中nとマクロモノマ濃度がミセルの分布とサイズに及ぼす効果を調べた。ラクチド不在で,反応性アクリル酸基が水溶液中で均一分布した。ラクチドセグメントを添加すると,ラクチドとアクリル酸粒状材を含む疎水性コアとエチレンオキシド粒状材の親水性コロナを有するミセルを形成した。マクロモノマのサイズと平均数(凝集数)はnと共に増加し,一方,ミセルの数密度は減少した。更に,ループまたはミセル間架橋のいずれかとしてミセルに組込んだマクロモノマ腕の画分はnと共に増加した。マクロモノマ架橋画分はn=4で最大を有する二相挙動を示した。アクリル酸周りの水粒状材の蓄積はnと共に最初増加し,その後ミセル間のサイズと距離の減少によりn>4では減少した。ミセルのコア表面層のアクリル酸画分はミセルコアに捕獲されたアクリル酸の高画分によりnが4から16に増加すると共に66から195に減少した。マクロモノマ濃度はミセルの数密度を増すが,アクリル酸のミセルサイズと分布に顕著な影響を示さない。シミュレーション結果は<4ラクチドセグメン長を有するSPELAマクロモノマが最高ネットワーク密度を有する分解性PEGに基づくヒドロゲルを製造することを指示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学  ,  ミセル 

前のページに戻る