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J-GLOBAL ID：201202207161228878   整理番号：12A0442442

高分子膜の電子ビームベース官能基付与

Electron beam-based functionalization of polymer membranes

著者 (5件)： SCHULZE A. (Leibniz-Inst. Oberflaechenmodifizierung e.V., Leipzig, DEU) ,  MARQUARDT B. (Leibniz-Inst. Oberflaechenmodifizierung e.V., Leipzig, DEU) ,  WENT M. (Leibniz-Inst. Oberflaechenmodifizierung e.V., Leipzig, DEU) ,  PRAGER A. (Leibniz-Inst. Oberflaechenmodifizierung e.V., Leipzig, DEU) ,  BUCHMEISER M. R. (Univ. Stuttgart, Stuttgart, DEU)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 65  号： 3  ページ： 574-580  発行年： 2012年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合成高分子分離膜の膜ファウリング性を改良する従来法の欠点を克服するため,電子ビーム照射を用いて,各種限外濾過と精密濾過膜に官能基を付与する研究を行った。ポリエーテルスルホンとポリアクリロニトリル限外濾過膜及びポリフッ化ビニリデンとポリスルホン精密濾過膜を,付与する官能基を有する化合物(カルボン酸やスルホン酸等)の0.1~2.0wt%水溶液に浸漬して,電子ビームを照射した。この方法は,高分子膜表面の活性化と親水性低分子の膜への恒久的固定化が同時に行えるため,従来の膜表面の事前官能化と触媒や光開始剤等が不要で,作成膜から汚染物質の溶離リスクがなかった。試験したすべての電子ビーム処理膜は水湿潤性が増加し,アルブミンとミオグロビンの透過試験では,これら蛋白質の膜への吸着が著しく低下し,透過流束が増加した。

シソーラス用語： 限外濾過 ,  選択透過膜 ,  精密濾過 ,  *高分子分離膜 ,  汚損 ,  ポリエーテルスルホン ,  ポリアクリロニトリル ,  ポリフッ化ビニリデン ,  *電子ビーム ,  電子照射 ,  *官能化 ,  カルボン酸 ,  スルホン酸 ,  表面改質 ,  吸湿性 ,  アルブミン ,  ミオグロビン ,  透過流束 ,  吸着 ,  親水性 ,  接触角 ,  リン酸 ,  アミン ,  アルコール
準シソーラス用語： 限外濾過膜 ,  精密濾過膜 ,  表面官能化 ,  膜ファウリング

分類 (2件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 高分子膜 ,  電子ビーム ,  官能基付与