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J-GLOBAL ID:201202207197289580   整理番号:12A0189254

ゲルを基礎としたボトムアップアプローチを用いたnHPLC-ESI-LTQ MS/MSによるPt-タンパク質複合体のキャラクタリゼーション

Characterization of Pt-protein complexes by nHPLC-ESI-LTQ MS/MS using a gel-based bottom-up approach
著者 (4件):
資料名:
巻: 88  ページ: 599-608  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ゲルを基礎としたボトムアップMSアプローチによる,Pt結合プロテインの解析のための,ゲル内での分解の適合性を,このプロセスの間,Pt-タンパク質結合の保護を考慮して評価した。シスプラチンと共にインキュベートした標準タンパク質(アルブミン,トランスフェリン,炭酸アンヒドラーゼ,ミオグロビン,シトクロムc)を,nrSDS-PAGEとゲル内トリプシン分解によって分離した。全てのゲル内分解のプロトコルには,例えば,重炭酸アンモニウム,アセトニトリル,ギ酸,酵素及び代替物としてのトリプシン,還元剤及びアルキル化試薬としてのジチオトレイトールとヨードアセトアミドといった試薬を用いた処理も示した。分解物をnHPLCーESIーLTQーMS/MSにより分析し,Ptーペプチドが,調査したタンパク質全てを同位体パターンから検出した。還元剤,アルキル化剤を使用したときのみ,チオールを含む試薬のPtに対する高い反応性によって検出できるPt-ペプチドの量が減少した。さらに,アセトニトリルを繰り返し利用することにより,もともとCN-によってPtに結合していた配位子に置き換わるが,Pt-タンパク質結合には影響を与えない。タンパク質上の白金結合部位は,CIDーMS/MSのフラグメンテーションスペクトルにより明らかになり,タンパク質構造の評価により明らかになる。異なる標準タンパク質中の白金結合部位として,いくつかのヒスチジン,システイン,メチオニンが識別できた。その結果は,溶液中の分解により得られた結果と一致した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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蛋白質・ペプチド一般  ,  有機物質の各種分析一般  ,  白金族元素の錯体 

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