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J-GLOBAL ID：201202207288913944   整理番号：12A0333091

高酸素h-BN/長石-複合体の作製

Fabrication of Oxygen-Enriched h-BN/Feldspar Composite

著者 (2件)： 山田博行 (名古屋市工研) ,  橋井光弥 (名古屋市工研)
資料名： 名古屋市工業研究所研究報告  (Research Reports of Nagoya Municipal Industrial Research Institute)
号： 96  ページ： 1-6  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： F0214A  ISSN： 0369-3333  CODEN： NASKAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 窒化ホウ素は圧力-温度系状態図によると常圧の安定相は六方晶系結晶構造である。粉末状態の六方晶系窒化ホウ素は融点が高く,離型性や潤滑性が良好なため固体潤滑剤に汎用する。此に対し焼結した六方晶系窒化ホウ素は耐熱衝撃性が高く,溶融金属に対する耐食性が良好なため快削材料に汎用する。然し融点が高く濡れ性が低いので焼結が困難な為,長石と混合して焼結性が良好な六方晶系窒化ホウ素/長石製複合材料を試作した。窒化ホウ素と長石の中間相に高濃度酸素(酸化ホウ素)を挿入し,複合材料の曲げ強さを大幅に向上した。長石前処理の有効性,最適な焼結温度や配合率の選定,焼結温度と相対密度の関係,各種温度で焼結した焼結体の二次電子放出画像も提示した。

シソーラス用語： *窒化ホウ素 ,  *長石 ,  複合材料 ,  *焼結性 ,  中間相 ,  酸化ホウ素 ,  曲げ強さ ,  材料試験 ,  化学組成 ,  最適設計 ,  X線構造解析 ,  結晶構造解析 ,  エンジニアリングセラミック ,  研削材 ,  二次電子放出 ,  被削性 ,  快削材料 ,  機械的性質 ,  強度

分類 (3件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  セラミック材料試験  (HB04000M) ,  珪酸塩鉱物  (DE08030A)

引用文献 (16件)：

• 1) F. P. Budy and R. H. Wentorf, Jr. : The Journal of Chemical Physics, 38 (1963), pp. 1144-1149.
• 2) 原田英典 : 工業材料, 41(1993), pp.110-112.
• 3) D. P. H. Hasselman: Ceramic Bulletin, 49(1970), [12], pp.1033-1037.
• 4) 石井正司 : セラミックス, 5(1970), pp.467-475.
• 5) 松井不二雄: 工業材料, 28(1980), [5], pp.21-25, P.52.

タイトルに関連する用語 (5件)： 高酸素 ,  h-BN ,  長石 ,  複合体 ,  作製