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J-GLOBAL ID:201202207450940691   整理番号:12A0809932

ネギ(Allium fistulosum L.)由来フルクタンの抗インフルエンザAウイルス作用

Anti-influenza A virus effects of fructan from Welsh onion (Allium fistulosum L.)
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資料名:
巻: 134  号:ページ: 2164-2168  発行年: 2012年10月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ネギ(Allium fistulosum L.)の葉の熱水抽出物から抗インフルエンザAウイルス作用を示すフルクタンを単離した。フルクタンの構造を特性化し,化学的および分光的分析により解明した。フルクタンは末端(21.0%)および2,1-結合β-d-Fruf残基(65.3%)および1,6-結合β-d-Glcp残基(13.7%)から成っていた。多糖類の分子量と多分散性はそれぞれ1.5×103および1.18と推定された。フルクタンはin vitroにおいてこうインフルエンザAウイルス活性を示さなかったが,マウスに経口投与した場合にはin vivoにおけるウイルス複製に対して阻害作用を示した。加えて多糖類はインフルエンザAウイルスに対する中和抗体の生産を促進させた。したがって多糖類の抗ウイルス機構は宿主の免疫システムに依存し,すなわち宿主免疫機能の高揚は多糖類の投与によって達成される,と考察した。ネギのフルクタンは抗インフルエンザウイルス作用を発揮する活性成分の1つである,という事が示された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  ウイルス学一般 
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