抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鑑賞者の周囲をスクリーンで囲み,そこに映像を投影することによって,あたかも映像の中に入り込んでいるような感覚である没入感を,鑑賞者に与える没入型ディスプレイという映像提示技術が研究されている。しかし,これらの装置は大掛かりで高価である。そこで本稿では,一般家庭でも利用できる小規模な没入型映像提示環境を提案する。本提示環境では,プロジェクタに魚眼レンズを設置することで投影面を拡大する。そして,拡大した投影面を室内の壁面に合わせて幾何補正し,鑑賞者の正面と上下左右の壁面に映像を投影することで没入型映像を提示する。さらに,本提示環境において,8種類の様々な映像を提示し,鑑賞者が受ける印象を評価して,本提示環境が鑑賞者に没入感を与えられることを確認する。(著者抄録)