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J-GLOBAL ID:201202207747278319   整理番号:12A0705728

単為発生的なマウス胚性幹細胞においてインスリン様増殖因子2は骨形成性の細胞分化を促進する

Insulin-Like Growth Factor 2 Promotes Osteogenic Cell Differentiation in the Parthenogenetic Murine Embryonic Stem Cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号: 3-4  ページ: 331-341  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: W1690B  ISSN: 1937-3341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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単為発生的な胚性幹細胞(PESC)は,組織の修復と再生に有用な新たな幹細胞の供給源と考えられている。完全な発達が欠損したEPSCを用いることにより,胚性幹細胞(ESC)の研究に付随する倫理的な問題を回避することができる。本研究では,PESCの骨形成性分化に対するインスリン様増殖因子2(IGF2)の作用について検討した。IGF2を添加あるいは添加しないESC培地でPESCを1週間培養すると,胚様体が形成された。肺様体を,血清,アスコルビン酸,β-グリセロリン酸塩およびレチノイン酸を含む培地中で,IGF2の存在下あるいは非存在下で20日間インキュベートすると,骨形成性系列が誘導された。特異的な骨芽細胞マーカーの遺伝子発現をリアルタイムポリメラーゼ連鎖反応により解析したところ,IGF2で処理したPESCでは,オステオカルシン,オステオポンチン,オステオネクチンおよびアルカリホスファターゼの発現が,IGF2で処理しないPESCよりも亢進していることが示された。臨界サイズの頭蓋冠欠損マウスモデルにPESCを移植したころ,移植後10週目において,IGF2で処理したPESCを移植した群では,IGF2処理しなかったPESCを移植した群によりも高レベルの骨組織の再生が観察された。以上より,IGF2はPESCに対して骨形成性分化を誘導することが示された。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
骨格系  ,  基礎治療学  ,  細胞・組織培養法 

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