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J-GLOBAL ID：201202208267401575   整理番号：12A0039251

伝搬特性と基地局配置に関する一考察

A Study of Propagation Characteristics and Allocation of Mobile Stations

著者 (3件)： 内田一徳 (福岡工大 大学院) ,  本田純一 (福岡工大 大学院) ,  LEE Jun-Hyuck (福岡工大 大学院)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 295(IN2011 93-106)  ページ： 31-36  発行年： 2011年11月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地上伝搬においては,大地上のビルや家屋を始めてとして数多くの人工的な構造物の存在が,電波伝搬特性に大きな影響を与える。また山林,丘陵地や海面など,多種多様な形状を持つ自然環境も,その特性に多大な影響を及ぼす。これらの人工的及び自然的な環境が,電波伝搬特性にどのような影響を及ぼすかについて,厳密に議論することは困難である。しかし,振幅補正因子αと伝搬距離特性のオーダβを導入した1波及び2波モデルに基づけば,統計的な意味で近似的かつ簡潔な表現式で伝搬特性を推定することが可能である。そこで,これらのモデルから通信距離を導き,その値が場所ごとに異なる不均質な通信環境を記述するための通信距離関数を提案する。次に,定点にある複数個の基地局から,通信可能で最大の通信距離を持つ新たな基地局を探索する手法として,PSO(particle swarm optimization:粒子群最適化)に基づくアルゴリズムを提案する。最後に,携帯電話やセンサネットワークの場合を念頭に置き,仮想的な不均質通信環境に対して,PSO法による基地局配置の一数値例を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *伝搬特性 ,  構成 ,  *基地局 ,  市街地 ,  粗面 ,  距離 ,  最適化
準シソーラス用語： *基地局構成 ,  ランダム粗面 ,  通信距離 ,  粒子群最適化

分類 (2件)： 電波伝搬一般  (ND05010Q) ,  通信網  (ND07030A)

タイトルに関連する用語 (2件)： 伝搬特性 ,  基地局