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J-GLOBAL ID:201202208595328770   整理番号:12A0635776

低コスト飼料改善方法の開発-直接造粒EP飼料の養魚用飼料としての有効性について-

著者 (9件):
資料名:
巻: 2010  ページ: 99-105  発行年: 2012年02月29日 
JST資料番号: Y0399A  ISSN: 0289-9132  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1 カタクチイワシとその他の原料にタウリン,リジン,メチオニンを添加したものを混合し,エクストルーダー処理して得られたEP飼料(直接造粒EP)の養魚飼料としての有効性を検証するために,対照飼料として既存のEP飼料製造工程造られた輸入ミールEPを用い,それぞれの飼料をカンパチ1歳魚に与えて28週間飼育を行った。2 試験飼料の分析の結果,輸入ミールEPと直接造粒EPの栄養価には差がなく,飼料設計を満たす飼料であった。3 直接造粒EP区の供試魚組織中のタウリン含量は,輸入ミールEP区よりも多く,低魚粉飼料でブリやマダイを飼育した場合に問題となる緑肝症や血清浸透圧の低下等の症状は観察されず,タウリンの添加効果が現れていた。4 直接造粒EP区の摂餌性に問題はなく,日間給餌率は輸入ミールEP区と変わらなかったものの,直接造粒EP区の飼育成績は,輸入ミールEP区よりも劣っていた。5 直接造粒EP区の血漿総タンパク質が輸入ミールEP区よりも低い傾向にあったことから,そのことが飼育成績の低下の一因になった考えられた。6 これらのことから,直接造粒EPの養魚飼料としての可能性は示されたが,実用化には飼育成績の改善が必要であると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
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餌料  ,  魚類 
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