文献

J-GLOBAL ID：201202208792369208   整理番号：12A1174865

カーボンナノチューブ/アルミナ複合材料の機械的特性に及ぼすカーボンナノチューブ表面修飾の影響に関する研究

Effects of Surface Modification of Carbon Nanotube on the Mechanical Properties of Multi-Walled Carbon Nanotube/Alumina Composites

著者 (6件)： 山本剛 (東北大 大学院工学研究科 エネルギー安全科学国際研究セ) ,  白須圭一 (東北大 大学院環境科学研究科) ,  野坂陽 (東北大 工) ,  大森守 (東北大 大学院工学研究科 エネルギー安全科学国際研究セ) ,  高木敏行 (東北大 流体科研) ,  橋田俊之 (東北大 大学院工学研究科 エネルギー安全科学国際研究セ)
資料名： 日本機械学会論文集 A編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A (Web))
巻： 78  号： 790  ページ： 843-854 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0182A  ISSN： 1884-8338  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 酸を用いたカーボンナノチューブ(MWCNT)の表面処理がその破壊特性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし,異なる酸処理条件で処理を行ったMWCNT単味の引張実験を行った。また,表面処理を行ったMWCNTを添加材料に使用したアルミナ複合材料の作製を行い,MWCNTの分散性と複合体の破壊特性との相関性の調査を実施した。MWCNT単味の破壊特性は,処理時間の増加に伴い低下するものの,2時間ならびに4時間の酸処理を行った試料の間に大きな差異は認められなかった。複合体の破壊特性を向上させるための最適な酸処理時間が存在することを明らかにするとともに,MWCNTの均一分散はMWCNT単味の破壊特性に比べ,複合体の破壊特性に大きな影響を及ぼすことが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *アルミナ ,  複合材料 ,  *機械的性質 ,  *表面改質 ,  破壊 ,  表面処理 ,  引張試験 ,  酸処理

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (6件)： カーボンナノチューブ ,  アルミナ ,  複合材料 ,  機械的特性 ,  表面修飾 ,  研究