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J-GLOBAL ID：201202209392933402   整理番号：12A0559031

工学的ナノ核生成器による蛋白質の選択的結晶化

Selective Crystallization of Proteins Using Engineered Nanonucleants

著者 (3件)： SHAH Umang V. (Imperial Coll. London, London) ,  WILLIAMS Daryl R. (Imperial Coll. London, London) ,  HENG Jerry Y. Y. (Imperial Coll. London, London)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 12  号： 3  ページ： 1362-1369  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛋白質を結晶化するための結晶核生成器として使用する多孔性ガラス表面の小孔直径と小孔サイズ分布を制御して結晶化における効果を研究した。その結果,蛋白質の結晶化はこのガラス表面の小孔サイズに強く依存していることがわかった。小孔の大きさとその中で旋回する蛋白質分子の半径(R_g)の間には直接的相関関係がある。結晶化は蛋白質分子の局所的固定化によって決定されるであろう。固有のサイズの小孔に閉じ込められた蛋白質分子は核を形成して安定化し,そのR_gが変化するであろう。多孔性基板上のコンカナバリンA,ヒト血清アルブミン(HSA),およびフェリチンの結晶化によって,この理論を実験的に説明した。多孔性基板の小孔サイズを最適化すると,低濃度の蛋白質を短い核生成誘導時間で結晶化させることができる。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  *ガラス ,  *多孔質体 ,  溶液成長 ,  *核形成 ,  *細孔径 ,  細孔径分布 ,  *慣性半径 ,  閉込め ,  コンカナバリンA ,  ヒト ,  血清アルブミン ,  フェリチン ,  時間 ,  カタラーゼ ,  トリプシン ,  ソーマチン ,  リゾチーム
準シソーラス用語： 誘導時間

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  有機化合物の結晶成長  (BK13070E) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 工学 ,  核 ,  生成器 ,  蛋白質 ,  結晶化