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J-GLOBAL ID:201202209435514590   整理番号:12A1612699

RESTとその下流分子Mek5は始原生殖細胞の生存性を制御する

REST and its downstream molecule Mek5 regulate survival of primordial germ cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 372  号:ページ: 190-202  発行年: 2012年12月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マウス胚においてある始原生殖細胞(PGC)はアポトーシスにより排除されるが,PGCのアポトーシスに対して生存する分子経路は十分にその特徴が明らかにされていない。ここでは,保存調節要素NRSE/RE1に結合するREST(抑制要素1サイレンシング転写因子)がPGC生存性において役割を果たすことを見出した。REST発現はPGCにおいて周辺体細胞より高かった。さらにPGC特異的条件REST変異を持つマウス胚では対照胚と比較してPGC細胞群がよりアポトーシスを受け,また有意に小さかった;こうした知見は,RESTがPGC特異的条件REST変異生存性に重要な細胞自律的やり方で機能することを指摘した。複数の抗アポトーシス遺伝子がこれまでに同定されたREST標的候補遺伝子の中に存在し;さらにこれら遺伝子のいくつかはREST欠損PGC中でダウンレギュレートされていた。Mek5はMAPキナーゼカスケードの要素をコードするが,これらダウンレギュレートされるREST標的候補遺伝子の1つ,Mek5変異は,REST変異同様PGCアポトーシスの増加を引き起こした;こうした知見はRESTがMek5発現の制御を通じてPGCG生存性を促進することを示唆した。重要なことに,REST変異体でも出生時には正常数のPGCが存在し,REST変異成体マウスは雌雄共に繁殖できる;これら最終観察からPGC細胞集団は非常に強く,遺伝的に誘導された細胞数の減少から回復できることが明らかになった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  生殖器官 

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