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J-GLOBAL ID：201202209705302115   整理番号：12A0684074

弾粘塑性FEM解析による大規模護岸構造物の変形予測

PREDICTION OF HORIZONTAL DEFORMATION OF LARGE SCALE SEAWALL BY ELASTO-VISCOPLASTIC FINITE ELEMENT ANALYSIS

著者 (6件)： 村上武志 (鹿島建設株式会社 土木設計本部) ,  新原雄二 (鹿島建設株式会社 土木設計本部) ,  山田岳峰 (鹿島建設株式会社 技術研究所) ,  大野進太郎 (鹿島建設株式会社 土木設計本部) ,  野口孝俊 (国土交通省関東地方整備局 港湾空港部) ,  宮田正史 (国土交通省 港湾局 技術企画課 技術監理室)
資料名： 土木学会論文集 C(地圏工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. C (Geosphere Engineering) (Web))
巻： 68  号： 2  ページ： 224-238 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0104A  ISSN： 2185-6516  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京国際空港(羽田空港)D滑走路は,埋立部と桟橋部からなるハイブリッド構造であり,埋立/桟橋接続部には鋼管矢板井筒基礎を用いた抗土圧護岸を築造する.本滑走路には,100年間の設計供用期間が要求されており,埋立部の高盛土によって発生する長期的な接続部護岸の水平変位を精度よく予測する必要があった.そのため,井筒護岸の設計では,関口・太田による弾粘塑性構成モデルの降伏曲面形状を修正カムクレイ型に変更した構成モデルによる土・水連成弾粘塑性FEM解析を行い,地盤の長期的な力学挙動を評価した上で接続部護岸の水平変位を予測した.本論文ではまず,採用した構成モデルの概要とその検証を目的として実施した遠心模型実験結果について述べ,その後,FEMによる鋼管矢板井筒護岸の長期挙動解析結果について報告する.(著者抄録)

シソーラス用語： *護岸 ,  埋立 ,  桟橋 ,  水平変位 ,  *海上空港 ,  弾塑性解析 ,  有限要素法 ,  鋼管矢板 ,  矢板式基礎 ,  空港 ,  滑走路 ,  複合構造
準シソーラス用語： 羽田空港 ,  鋼管矢板井筒基礎 ,  変形予測 ,  ハイブリッド構造

分類 (2件)： 空港,付属施設  (RC09000I) ,  海洋施設  (RC14020A)

引用文献 (29件)：

• 1) 新原雄二,相河清実,加藤浩司,坂梨利男,浅沼丈夫,風野裕明:埋立部と桟橋部を接続する鋼管矢板井筒護岸の設計,橋梁と基礎,Vol. 43, No. 1, pp. 40-44, 2009.1.
• 2) 森吉昭,内田善久,下川洋司,吉越洋,石黒健,太田秀樹:中央土質遮水壁型ロックフィルダムの築堤時応力変形解析,土木学会論文集,No. 743/III-64,pp. 105-124,2003.9.
• 3) 竜田尚希,稲垣太浩,三島信雄,藤山哲雄,石黒健,太田秀樹:軟弱地盤上の道路盛土の供用後長期変形挙動予測と性能設計への応用,土木学会論文集,No. 743/III-64,pp. 173-187,2003.9.
• 4) 石垣勉,尾本志展,竹山智英,Thirapong PIPATPONGSA,飯塚敦,太田秀樹:土/水連成解析を用いた道路アセットマネジメント支援の試み,応用力学論文集,土木学会,Vol. 10 ,pp. 971-982 ,2007.9.
• 5) 中井照夫:側方流動予測の現状と予測,土と基礎,Vol. 50, No. 2, pp. 4-6.2002

タイトルに関連する用語 (6件)： 弾粘塑性 ,  FEM解析 ,  大規模 ,  護岸 ,  構造物 ,  予測