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J-GLOBAL ID:201202209726298320   整理番号:12A0339625

デカヒドロイソキノリンに基づくプロトン性イオン液体:損失超脆弱性とイオン性-脆弱性相関

Protic Ionic Liquids Based on Decahydroisoquinoline: Lost Superfragility and Ionicity-Fragility Correlation
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 63-70  発行年: 2012年01月12日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Broensted酸による脆弱性分子液体デカヒドロイソキノリン(1)のプロトン化に基づくプロトン性イオン液体(PIL)に関する物理化学的性質,イオン性及び脆弱性を調べた。脆弱性概念はガラス転移温度(Tg)近傍の過冷却液体の温度依存動力学を特性化するため使用される。酸としてギ酸,硝酸,メタンスルホン酸,トリフルオロメタンスルホン酸,トリフルオロ酢酸,テトラフルオロホウ酸,酢酸,トリフルオロメタンスルホンイミド,硫酸及びイソ酪酸を用いた。Waldenプロット診断を用いイオン性を評価し,一方,Moynihan-Wang-Velikov可変走査速度,示差走査熱量測定法によってm脆弱性(TgでTgスケーリングしたArrheniusプロットの傾斜であって,脆弱性を定量するため用いた計量であってArrhenius則からの変位を示す)を定量測定した。1誘導PILは貧PILから良ILへILイオン性の全範囲を網羅することが分かり,Waldenプロットから評価した超イオン依存性すらBroensted酸選択に依存した。親の1の超脆弱性特性はILに変換されると完全抑制され,ILに対して初期値m=128はm=45~91に抑制された。このような値は脆弱性範囲への中間状態にある。超イオン挙動を示す1に基づくPIL,硫酸水素アニオンは非プロトン性またはプロトン性ILのいずれか報告された限り最低m値(m=45)を有する事例であることが分かった。低脆弱性と乾燥プロトン伝導度の両者は硫酸水素アニオンが誘起する拡張水素結合ネットワークに割付けることができる。良1 PILは典型的非プロトン性IL(m=60~80)について既報告m値に類似し,一方,酸から塩基へプロトン移動が弱い貧1のPILは親の脆弱性の若干の記憶を示す。しかるに,m脆弱性を有するイオン性の相関はこの系に特有である。非結晶化範囲と非ガラス形成挙動もこの系列の化合物で観測し,理想的ガラス形成剤の存在の可能性試験を示唆した。
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分類 (2件):
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融解塩  ,  その他の非晶質の構造 
物質索引 (8件):
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