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J-GLOBAL ID：201202209853298313   整理番号：12A1217515

界面活性剤混合系におけるひも状ミセルの形成

著者 (2件)： 荒牧賢治 (横浜国大 大学院環境情報研究院) ,  清水創一郎 (横浜国大 大学院環境情報研究院)
資料名： 表面(表面談話会・コロイド懇話会)  (Reviews and Topics on Surface Science & Technology Avant-Garde)
巻： 50  号： 4  ページ： 125-141  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： G0745A  ISSN： 0367-648X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ひも状ミセル形成による水溶液への粘弾性付与について述べた。アルキルトリメチルアンモニウムブロミドとアルカノイル-N-メチルエタノールアミドおよびポリ(オキシエチレン)アルキルエーテルを組み合わせた系のをもとに,その相挙動,ひも状ミセル水溶液の粘弾性挙動,ひも状ミセルの形成条件について述べた。以下のような最近の研究を紹介した。1)アミノ酸系アニオン性界面活性-カチオン性界面活性剤におけるカタニオンひも状ミセルの形成,2)天然物由来の界面活性剤によるひも状ミセル形成,3)静電効果によりひも状ミセル水溶液の増粘,4)ひも状ミセルに対する油の可溶化の影響,5)ひも状ミセル水溶液の温度依存性,6)逆ひも状ミセル形成により油の増粘。

シソーラス用語： *ミセル ,  ミセル形成 ,  *界面活性剤 ,  混合物 ,  *水溶液 ,  液体的粘弾性 ,  液晶 ,  状態図 ,  動弾性係数 ,  損失弾性率 ,  複素粘度 ,  ずり粘度 ,  電気二重層 ,  可溶化 ,  効果 ,  アルカン
準シソーラス用語： ウオーム状ミセル ,  カタニオン界面活性剤 ,  ひも状ミセル ,  増粘効果

分類 (3件)： ミセル  (CB11020N) ,  コロイドのレオロジー  (BL01012I) ,  溶液論一般  (CB05010Z)

物質索引 (2件)： デカン ,  ヘキサデカン

引用文献 (61件)：

• 1) H. Rehage, H. Hoffmann, J. Phys. Chem., 92, 4712 (1988) .
• 2) F. Kern, P. Lemarechal, S.J. Candau, M.E. Cates, Langmuir, 8, 437 (1992) .
• 3) T.M. Clausen, P.K. Vinson, J.R. Minter, H.T. Davis, Y. Talmon, W.G. Miller, J. Phys. Chem., 96, 474 (1992) .
• 4) A. Khatory, F. Kern, F. Lequeux, J. Appell, G. Porte, N. Morie, A. Ott, W. Urbach, Langmuir, 9, 933 (1993) .
• 5) A. Khatory, F. Lequeux, F. Kern, S.J. Candau, Langmuir, 9, 1456 (1993) .

タイトルに関連する用語 (3件)： 界面活性剤 ,  混合系 ,  ひも状ミセル