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J-GLOBAL ID:201202209993539230   整理番号:12A0715952

固体燃料管に広がる火炎の燃焼モードの遷移特性

Transition characteristics of combustion modes for flame spread in solid fuel tube
著者 (3件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: 2466-2473  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0104A  ISSN: 0010-2180  CODEN: CBFMAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,固体燃焼管に広がる火炎で見出した完全な遷移挙動を記述するDamkoehler数(DA)に基づく新しい概念を提供した。広い範囲の内管の様々な直径,周囲圧力,酸化速度で行った一連の実験を通して,固体燃料管中に拡がる火炎に対して3つの燃焼モード,すなわち熱伝達が支配する燃焼(モード1),化学反応速度が支配する燃焼(モード2),非常に高いブロー条件で維持される遅い燃焼(いわゆる”安定燃焼”,モード3),を観察した。管内に広がる火炎の以前の研究は,モード1からモード2(遷移1~2)とモード2からモード3(遷移2~3)への各遷移が等価速度と摩擦速度それぞれによって特徴付けられることを示した。一方,燃料プレート上に拡がった火炎に対して,両方の遷移がDaによって要約されていることが知られている。管内に広がる火炎の燃焼モードの遷移特性の包括的な理解を達成するために,様々な条件下での火炎拡大速度を実験で調べ,両方の遷移を決定するパラメータを明らかにした。最初に,著者等は,層流領域に対して層流摩擦速度を導入し,遷移2~3が,層流と乱流の流れ分布それぞれに対する層流と乱流摩擦速度によって決定されることを明らかにした。Daと摩擦速度の相関を実験で得て,その結果,遷移2~3がDaによって決定されることを示した。遷移2~3が燃料プレート上で広がる火炎に対して観察した吹消え制限に対応することをこの知見は示唆した。第二に,無次元火炎伝搬速度とDaの間に同一の相関を得て,遷移1~2がDaによって決定されたことを相関は明らかに示した。結論として,両方の遷移現象は,遷移2~3が吹消えの代わりに起こること以外,プレート上で拡がった火炎に対して観察した現象と物理的に同じであった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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燃焼一般 
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