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J-GLOBAL ID：201202210255498110   整理番号：12A0146332

大規模火災実験で定量化された多環芳香族炭化水素(PAH)

Polycyclic Aromatic Hydrocarbons (PAHs) Quantified in Large-Scale Fire Experiments

著者 (4件)： BLOMQVIST Per (SP Technical Res. Inst. of Sweden, P.O. Box 857, 501 15, Boras, SWE) ,  MCNAMEE Margaret Simonson (SP Technical Res. Inst. of Sweden, P.O. Box 857, 501 15, Boras, SWE) ,  ANDERSSON Petra (SP Technical Res. Inst. of Sweden, P.O. Box 857, 501 15, Boras, SWE) ,  LOENNERMARK Anders (SP Technical Res. Inst. of Sweden, P.O. Box 857, 501 15, Boras, SWE)
資料名： Fire Technology  (Fire Technology)
巻： 48  号： 2  ページ： 513-528  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： B0846A  ISSN： 0015-2684  CODEN： FITCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大規模火災実験において,多環芳香族炭化水素(PAH)同族体の分布を含むPAHの詳細な定量分析がSP法によって行われた。このデータは検討され,さらに癌発生可能性の推定のための毒性等価係数(TEF)モデルを適用し,毒性に関して評価した。大規模火災実験のPAHの収量データは,他の燃焼源からの排出係数と比較された。この研究は,さまざまな生成物を有する実火災実験が,総PAHの収率で大きな変動を示すことを表している。難燃剤を含む生成材による火災が,不難燃生成材の火災よりもPAHの多くの有毒な混合物を一般的に最も高い収率で生成することが示された。個々のPAH同族体の分布は,一般的に定量的に,低分子量のPAH類によって支配され,一方,高分子量の多環芳香族炭化水素への媒体の少数のPAH混合物の毒性を決定する上で最も重要である。大規模火災実験では,火災は通常,例えば,モダンな住宅燃焼装置に比べて大きい割合の量を生成することを示している。PAH混合物の毒性を決定する個々の多環芳香族炭化水素の相対的な分布は,ベンゾ(a)ピレンとジベンズ(A,H)アントラセンが全体として混合体の毒性を支配するという点で,研究火災や野焼きのデータについても同様である。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *火災試験 ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  発癌 ,  当量 ,  濃度 ,  難燃剤 ,  低分子量 ,  燃焼装置 ,  芳香族ケトン ,  芳香族縮合化合物 ,  ジケトン
準シソーラス用語： *多環芳香族炭化水素 ,  *定量化 ,  毒性等価

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

物質索引 (2件)： ジベンズアントロン ,  ベンゾ[a]ピレン

タイトルに関連する用語 (6件)： 大規模 ,  火災 ,  実験 ,  定量化 ,  多環芳香族炭化水素 ,  PAH