抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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緊急地震速報の性能向上のため,強震計網であるKiK-netを取り込むことを検討する。KiK-netは地中強震計を持つが,地中では地震波が早く到達するため,速報に有利である一方,地震動が抑制されるため,そのままではマグニチュードの過少評価に結びつく。南関東周辺のKiK-net30地点の地表及び地中強震計加速度波形データを使い,調査を行った。両者の到達時間差から,早期検知への効果を考察した。地表と地中の最大振幅の比は,平均2倍から10倍であり,マグニチュード換算では0.2から1.3程度の差となる。これらの効果は,サイト特性として各観測点ごとの補正に用いることができる。