圧電素子として水熱合成,ジルコニウム酸チタン酸鉛,多結晶薄膜を使用の中空円筒チタン管キャビテーションセンサ

TAKEUCHI Shinichi; SHIIBA Michihisa; UEMURA Yuuki; UCHIDA Takeyoshi; KIKUCHI Tsuneo; KUROSAWA Minoru

文献

J-GLOBAL ID：201202210414536800 整理番号：12A1377784

圧電素子として水熱合成,ジルコニウム酸チタン酸鉛,多結晶薄膜を使用の中空円筒チタン管キャビテーションセンサ

Hollow cylindrical titanium pipe cavitation sensor using hydrothermal synthesized lead zirconate titanate poly-crystalline film as piezoelectric element

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資料名：
巻： 112 号： 186(US2012 33-57) ページ： 99-104 発行年： 2012年08月20日
JST資料番号： S0532B ISSN： 0913-5685 資料種別：会議録 (C)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

本研究では,内径18mm,高さ7mmと,内径4.8mm,高さ1mmの異なるサイズの二つのタイプのキャビテーションセンサを,中空Ti円筒管の外面に水熱合成されたPZTで開発した。製作したキャビテーションセンサからの出力信号を,超音波照射システム(sonoreactor)のLangevine形変換器への印加電圧を変えることで,周波数領域で解析した。水中非線形伝搬による高調波成分と音響キャビテーションによる高調波成分とを区別するために,キャビテーションセンサからの出力信号に含まれる周波数成分を,キャビテーション信号として測定した。広帯域積分電圧(BIV)は,キャビテーションセンサからの出力信号に含まれる高調波成分を積分することで計算できる。BIVの空間分布を,水槽中のキャビテーションセンサを走査することにより,sonoreactorでの水槽で測定した。測定されたBIVの空間分布は,超音波診断装置で得た音響化学ルミネセンス(SCL)パターン,音響ルミネセンス(SL)パターン,Bモード画像と類似のパターンを持つことが確認できた。更に,キャビテーションセンサによる反応場の擾乱が,キャビテーションセンサのサイズを小さくすることにより抑制されることを確認できた。(翻訳著者抄録)

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膜流,液滴,気泡,キャビテーション

引用文献 (11件)：

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