金属-有機骨格のナノ空洞に閉じ込めれたベンゼンとn-デカンの分子運動の<sup>1</sup>H NMR研究

UEDA Takahiro; KUROKAWA Kenji; KAWAMURA Yoshiki; MIYAKUBO Keisuke; EGUCHI Taro

文献

J-GLOBAL ID：201202210695049120 整理番号：12A0346655

金属-有機骨格のナノ空洞に閉じ込めれたベンゼンとn-デカンの分子運動の¹H NMR研究

¹H NMR Study of Molecular Motion of Benzene and n-Decane Confined in the Nanocavities of Metal-Organic Frameworks

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資料名：
巻： 116 号： 1 ページ： 1012-1019 発行年： 2012年01月12日
JST資料番号： W1877A ISSN： 1932-7447 CODEN： JPCCCK 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

表記されたナノ空胴として[Zn₄O(O₂CC₆H₄CO₂)₃]_n(IRMOF-1)を選び,その空胴に閉じ込められたゲスト分子としてベンゼンとn-デカンを選んだ。顕微鏡的微小領域の相転移現象を説明するのに,最初にDTAを用いてIRMOF-1中の閉じ込められた分子集合体としてベンゼンとn-デカンの相転移挙動の違いを説明した。そしてそのナノ空胴に閉じ込められたゲスト分子の分子運動を固相NMRを用いてプロトンスピン-格子緩和時間(¹HT₁)の温度依存性について評価した。ベンゼンはその緩和時間について150Kと216Kでの二つの熱的異常示したがn-デカンは181Kでのみその熱的異常を示した。IRMOF-1内の大きな空胴と小さな空胴に局在化していることを示唆した。二つの分子の空胴内での分子運動と融解挙動について議論した。

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分子の性質一般 , 一成分系の相平衡・状態図

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金属-有機骨格のナノ空洞に閉じ込めれたベンゼンとn-デカンの分子運動の1H NMR研究

金属-有機骨格のナノ空洞に閉じ込めれたベンゼンとn-デカンの分子運動の¹H NMR研究