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J-GLOBAL ID：201202210935293652   整理番号：12A0146157

水プラズマによる有機化合物分解におけるCH,CH₃及びOHラジカルの役割

Role of CH, CH₃, and OH Radicals in Organic Compound Decomposition by Water Plasmas

著者 (3件)： WATANABE Takayuki (Tokyo Inst. of Technol., Dep. of Environmental Chemistry and Engineering, 226-8502, Yokohama, JPN) ,  NARENGERILE (Tokyo Inst. of Technol., Dep. of Environmental Chemistry and Engineering, 226-8502, Yokohama, JPN) ,  NISHIOKA Hiroshi (Tokyo Inst. of Technol., Dep. of Environmental Chemistry and Engineering, 226-8502, Yokohama, JPN)
資料名： Plasma Chemistry and Plasma Processing  (Plasma Chemistry and Plasma Processing)
巻： 32  号： 1  ページ： 123-140  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： H0836A  ISSN： 0272-4324  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気圧の水プラズマによるアセトン,メタノール,エタノール及びグリセリンの分解を直流放電を用いて研究した。トーチ電力910~1050W,有機化合物濃度1~10モル%で,メタノール及びグリセリンの分解率は99%以上であったが,アセトン及びエタノールは95.4~99%であった。熱分解によるこれらの化合物の排煙中で得たH₂濃度は60~80%であった。実験結果にもとづいて,水プラズマ中での有機化合物の分解機構を提案し,CH,CH₃及びOHなどの中間種の役割を研究した。有機化合物分解で生成されたCHラジカルは容易に酸化してCOを形成した。CH₃の不完全酸化はC₂H₂及びすすを形成した。高濃度グリセリンの分解で観測された微量のすすはCH_x(x=1~3)の酸化がOHラジカルによっって増強されることを示した。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *プラズマ化学反応 ,  *分解反応 ,  *ラジカル反応 ,  ヒドロキシルラジカル ,  反応生成物 ,  酸化 ,  熱プラズマ ,  煤 ,  熱分解 ,  アルキン ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール ,  アルキルラジカル
準シソーラス用語： 水プラズマ ,  直流放電 ,  放電プラズマ

分類 (1件)： 産業廃水処理  (SC03080D)

物質索引 (7件)： アセチレン ,  アセトン ,  エタノール ,  グリセリン ,  メタノール ,  メチルラジカル ,  メチリジンラジカル

タイトルに関連する用語 (6件)： 水プラズマ ,  有機化合物 ,  分解 ,  CH ,  OHラジカル ,  役割