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J-GLOBAL ID：201202211011018414   整理番号：12A0385557

次代を拓く 工業材料キーワード40 シリコン量子ドット-次世代太陽電池の早期実現に向けて-

著者 (1件)： 野崎智洋 (東京工大)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 60  号： 1  ページ： 60-61  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シリコンは結晶サイズが10nm以下になると量子サイズ効果が出現し,結晶サイズによってバンドギャップの大きさを制御できる。即ち,結晶サイズにより吸収する太陽スペクトルを,紫外~近赤外間で制御できて,実用化された結晶系シリコン太陽電池の変換効率を20%から大幅に上回る40%を実現できる可能性がある。著者等はインフライト・プラズマCVD法によりサイズの揃ったナノ結晶を連続合成するのに成功した。シリコン量子ドットを有機溶媒に分散させたシリコンインクを用いれば,印刷技術を用いて低コストでシリコン量子ドット太陽電池を実現できる可能性がある。本研究開発状況を紹介した。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *ケイ素 ,  *量子ドット ,  量子サイズ効果 ,  粒度分布 ,  バンドギャップ ,  粒度依存性 ,  スペクトル ,  光吸収 ,  エネルギー変換効率 ,  *プラズマCVD ,  *ナノ結晶 ,  連続化 ,  化学合成 ,  有機溶媒 ,  *分散系 ,  インク ,  技術 ,  原価 ,  実現可能性
準シソーラス用語： 印刷技術 ,  結晶サイズ分布 ,  結晶シリコン太陽電池 ,  紫外-可視-近赤外吸収 ,  太陽光スペクトル ,  低コスト ,  *量子ドット太陽電池

分類 (4件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  量子光学一般  (BD04010X) ,  非金属元素とその化合物の結晶構造  (BK07010N) ,  気相めっき  (WC08022K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 工業材料 ,  キーワード ,  シリコン ,  量子ドット ,  次世代 ,  太陽電池 ,  早期