抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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三菱電機は2011年10月にビルの省エネルギー化のニーズが拡大している小規模ビルを対象とした三菱ビル設備管理システム“Facima Lite-system(ファシーマライトシステム)”の販売を開始した。Facima Lite-systemは,小規模無人監視ビル向けのビル設備管理システムであり,次の特長がある。(1)管理者がいない小規模ビルの安心・安全向上に貢献。空調・照明・セキュリティ設備等のビル設備の稼働状態を遠隔で監視し,異常・故障の発生時には専門スタッフが迅速に出動する。(2)管理者がいない小規模ビルの省エネルギーに貢献。電力ピークを監視し,必要に応じて空調・照明設備の運転をあらかじめ事業者が決めた優先順位で停止するデマンド制御が可能である。また,テナントの営業時間や休日に合せたスケジュール運転でビル内の空調・照明設備の自動制御を実現している。(3)設備データの分析によって,エネルギー管理及び省エネルギーを支援。各種ビル設備のエネルギー使用状況の“見える化”によって日々のエネルギー管理を支援する。また,設備データの分析レポートを月1回提出し,更なる省エネルギー改善をサポートしている。本稿では,Facima Lite-systemの省エネルギー機能とその特長について述べる。(著者抄録)