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J-GLOBAL ID:201202211106673720   整理番号:12A1530723

フローインジェクション-冷蒸気-原子吸光分光法によるサイズ分画された道路粉塵試料中の水銀の定量

Determination of mercury in size fractionated road dust samples by flow injection-cold vapor-atomic absorption spectrometry
著者 (6件):
資料名:
巻: 105  ページ: 77-82  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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調査は道路粉塵試料中の水銀定量のため原子吸光分光検出と一体となったフローインジェクションシステム(CV-AAS)において水銀蒸気発生に及ぼすクエン酸,塩酸,シュウ酸及び酒石酸の影響を探究するために実施された。試料は異なった都市特徴及び交通プロファイルで5ゾーンにグループ化された15地点にて2カ月中,ブエノスアイレス(アルゼンチン)で収集された。それらはHg定量前に,4分画(次の粒径(d)を有する:A:d<37μm,B:37<d<50μm,C:50<d<75μm及びD:75<d<100μm)に篩分けされた。操作条件(化学的及び物理的パラメータ)及び検討された酸(クエン酸,塩酸,シュウ酸及び酒石酸)のタイプと濃度はHgの効率的な発生のために評価された。Hg信号に及ぼす道路粉塵中の微量及び多量濃度として存在する金属及びメタロイドの干渉する影響は4酸を用いて評価された。塩酸は感度に関して結果的に最も便利な反応媒体であったが,干渉の適切なの制御は達成されなかった。道路粉塵のような複雑なマトリックスにとって,干渉の最高の制御はHClと比べて低いHg信号が得られた場合でも,シュウ酸を試験した時に達成された。検出限界(3σ基準)は0.3ngg<sup>-1</sup>であった。精度の検討のため,2認証標準物質が分析され,結果は認証値と良く一致した。道路粉塵中の水銀濃度は0.1~4.6μgg<sup>-1</sup>の範囲にあり,平均濃度値は結果的に1.09μgg<sup>-1</sup>であった。4分画でHg濃度(μgg<sup>-1</sup>)は次のように変動した:分画A(<0.0003-3.51);分画B(0.49~4.63);分画C(0.20~1.36)及び分画D(0.16~1.88)。手順は簡単で,速くて,力強い。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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大気中の汚染物質の物理分析 

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