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J-GLOBAL ID:201202211152351087   整理番号:12A0381911

Hg光増感反応で発生したHO2ラジカルに対するN2およびO2圧力拡幅のサブミリ波測定

Submillimeter-wave measurements of N2 and O2 pressure broadening for HO2 radical generated by Hg-photosensitized reaction
著者 (5件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 279-285  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: H0072A  ISSN: 0022-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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パーヒドロキシル(HO2)ラジカルの振電基底状態X2A′について,純粋な回転遷移に関するN2およびO2の圧力拡幅係数を,625.66GHz(NKaKc=1019-10010,J=10.5-10.5),および649.70GHz(NKaKc=1029-928,J=9.5-8.5)において,精密な実験室測定によって決定した。HO2の生成に対して,H2およびO2前駆体のHg光増感反応を用いて,圧力拡幅係数の測定に対する最適条件を与えた。「超伝導サブミリ波リム発光サウンダ(SMILES)」を設計し,地球高層大気での(HO2)を含む微量気体の体積混合比をモニタした。この大気の体積混合比の検索には,半値半幅に基づいた圧力拡幅係数γの精密測定が必要である。本研究では,N2およびO2に対する625.66GHz遷移のγ係数を室温で決定し,3σの不正確さで,γ(N2)=4.085±0.049MHz/Torr,およびγ(O2)=2.578±0.047MHz/Torrを得た。同様に,649.70GHz遷移の係数を,γ(N2)=3.489±0.094MHz/Torrおよびγ(O2)=2.615±0.099MHz/Torrと決定した。625.66GHzおよび649.70GHz線に対する空気拡幅係数を,それぞれγ(air)=3.769±0.067MHzおよび3.298±0.099MHzと推定した。ここで,不正確さには,可能な系統誤差を含めた。これら新たに決定した係数を従来の値と比較し,HO2発生に対するHg光増感反応の長所を論じた。他の一重項分子の場合と比べて,HO2ラジカルの圧力拡幅係数は,不対電子の存在によって大きい影響は受けないことを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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一般及び無機化合物のラジオ波・マイクロ波スペクトル(分子) 

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