抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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3.11大地震を受けて日本の原子力発電所は2012円5月5日にすべて運転を停止した。節電は長期化するとの見通しを述べ,民生部門の節電をいかにして行い,その成果を省エネルギーや低炭素化へ結びつけるかという,本号特集の主旨を説明した。いわゆる省エネ手法を採用した無理のない節電が,第一に採用すべき節電方法であるとして,採用時の留意点を示し,具体的手法は特集内で紹介すると述べた。2010年の東京電力管内における電力ピーク発生日における電力需要の変動のグラフを示し,実際の電力ピークは高原状のピークになっているから,有効な節電手法はその効果が長時間(少なくとも10時間以上)継続することが望ましいことを説明した。次に3.11後も低炭素化は日本の目標の一つとして継続されることを前提に,節電・省エネ・低炭素社会構築の三者を関連付けて進めていくことが,低炭素化への合理的な進め方であると説明した。