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J-GLOBAL ID：201202211563867980   整理番号：12A0622096

稚内層珪質頁岩を用いたデシカント空調の開発-第5報:ローター形状と除湿量の検討-

Development of Desiccant System using Wakkanai Siliceous Shale-5th Report: Examination for the Form of Desiccant Rotor-

著者 (3件)： 鍋島佑基 (北大 大学院工学研究院) ,  長野克則 (北大 大学院工学研究院) ,  外川純也 (稚内グリーンファクトリー)
資料名： 日本冷凍空調学会論文集  (Transactions of the Japan Society of Refrigerating and Air Conditioning Engineers)
巻： 29  号： 1  ページ： 179-186  発行年： 2012年03月31日 
JST資料番号： X0662A  ISSN： 1344-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 標記開発において,前報では,試作システムを用い,種々の運転方法での除湿量を評価したが,目標の7.6g/kg(DA)を達成できなかった。そこで作成済みのロータのシミュレーションプログラムと,新たに作成したデシカント換気空調の数値解析プログラムを用いて,除湿量向上のための設計及び運転パラメータを検討し,次項などの知見を得た。1)除湿量は,直径,厚みによらず,ロータ体積で決定される,2)ロータ回転数上昇による除湿量増加には,再生温度で決まる飽和現象があり,回転方向への顕熱移動の影響が考えられる,3)最大除湿量を得るロータ形状,システム構成,運転条件と,除湿量はやや劣るが,より低い予冷・再生投入熱量で目標を満足する運転条件を明らかにした。

シソーラス用語： 乾燥剤 ,  *空気調和装置 ,  *除湿 ,  頁岩 ,  *吸着剤 ,  通風 ,  吸着 ,  省エネルギー ,  珪質堆積物 ,  数値計算 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： *デシカント空調

分類 (2件)： 湿度調節  (PC02050M) ,  気体の乾燥(減湿)・増湿  (XD02020Q)

引用文献 (5件)：

• 長野克則. 空衛学会誌. 2008, 82, 8, 51
• 中林沙耶. 化学工学論文集. 2009, 35, 6, 602
• 外川純也. 冷空論. 2009, 26, 4, 543
• 中林沙耶. 冷空論. 2009, 26, 4, 551
• 外川純也. 平成22年度冷空講論, 金沢. 2010, 135-138

タイトルに関連する用語 (5件)： 稚内層珪質頁岩 ,  デシカント空調 ,  開発 ,  ローター ,  除湿