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J-GLOBAL ID:201202211688356146   整理番号:12A1762927

将来航空交通システムの実現に向けた研究開発 第10回 フローコリドーの概念と実用化への課題

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資料名:
巻: 60  号: 12  ページ: 449-454  発行年: 2012年12月05日 
JST資料番号: F0230A  ISSN: 0021-4663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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フローコリドー実用化の研究課題として,飛行中の自立間隔維持およびフローコリドーの適切な配置が挙げられる。飛行中の自立間隔維持のためにはADS-Bから得られる情報を使って適切に他機との接近を予測する手順,および接近が予測された場合の回避手順が不可欠である。運航方式としては空港への到着便の合流および合流後の間隔制御があげられる。凡ての航空機が同一の経路上を等しい速度で空港まで降下することを目標とした制御が行われる。フローコリドーでは,すべての航空機が安全のため互いの間隔を維持しながら,同時にそれぞれ最適な飛行速度を保ちながら飛行し続ける運用手順が望まれる。この時のフローコリドーの最大の交通容量も運用手準により決定される。さらにこの運用手順は実際に機上で実現可能でなければならない。フローコリドーの潜在的に高い便益を実現するには,航空需要の高い経路に沿って配置することが不可欠である。日本国内での高需要路線として東京と札幌,大阪,福岡および沖縄を結ぶ路線が挙げられる。したがって日本国内では,東京から北方面および西方面にフローコリドーを設けることが大きな便益をもたらすと考えられる。
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分類 (1件):
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航空交通管制・航法施設 
引用文献 (18件):
  • 小瀬木滋. ASAS関連機器の研究の動向と要件追加の提案. 第6回電子航法研究所研究発表会, 2006. 2006
  • 伊藤恵理. ASASに関する研究・開発動向の調査報告. 第8回電子航法研究所研究発表会, 2008. 2008
  • FAA. Principles of Operation for the Use of Airborne Separation Assurance Systems. http://adsb.tc.faa.gov/RFG/poasas71.pdf. 2001
  • Japan Civil Aviation Bureau. Long-term Vision for the Future Air Traffic Systems (CARATS). http://www.mlit.go.jp/koku/koku_CARATS.html. 2010
  • Joint Planning and Development Office. Concept of Operation for the Next Generation Air Transportation System. http://jpe.jpdo.gov/ee/docs/conops/NextGen_ConOps_v3_2.pdf. 2010
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