文献
J-GLOBAL ID:201202211773892910   整理番号:12A0340502

Ce3+ドープCaB2O4結晶シンチレーター

Characterizations of Ce3+-Doped CaB2O4 Crystalline Scintillator
著者 (10件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 142-146  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
熱中性子検出に用いるCeドープCaB2O4結晶シンチレーターを開発するために,シンチレーターの粉末X線回折(PXRD)とX線ロッキング曲線(XRC)データを解析し,光学およびシンチレーション特性(放射線ルミネセンスとパルス高分布スペクトル)を研究した。0.5%のCeをドープしたCaB2O4とドープしない単結晶をミクロ引き下げ(μ-PD)法によって成長させた。これらの結晶は(B2O4)2n-n層による面劈開を示している。X線回折(XRD)パターンによると,どちらの結晶にも不純物と二次相は検出されなかった。みがいた結晶のXRCの全半値幅(fwhm)は(131)反射面に対して約95′′である。透過率の測定においてCeをドープしない結晶では190~900nmの波長範囲に吸収バンドはないが,Ceをドープした結晶ではCe3+4f-5d遷移による吸収バンドが270と320nmに観測された。Ceドープ結晶はα線励起によって強い蛍光を発した。この発光はCe3+イオンの励起5d(t2g)状態から4f状態への遷移2F5/22F7/2に対応している。Ceドープなし結晶とドープ結晶の絶対光子収量はそれぞれ3200と2200ph/nになることが252Cf中性子-励起パルス高分布スペクトルからわかった。この研究結果に基づいて,他のホウ酸塩結晶,Ce:Ca3(BO3)2(600-700ph/n),SrB2O4(1500ph/n)およびCe:SrB2O4(1000ph/n)と比較して高い光収量を示すCaB2O4結晶を中性子検出のシンチレーターとして開発することができた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
固-液界面  ,  その他の無機化合物の結晶成長  ,  無機化合物のルミネセンス  ,  放射線検出・検出器 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る