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J-GLOBAL ID：201202211799104138   整理番号：12A1101806

数値計算による熱音響現象の解の基礎的研究 スタック設置位置と熱流の関係

Fundamental Study for the Solution of Thermoacoustic Phenomenon Using Numerical Calculation: Relationship between the Stack Installation Position and Heat Flow

著者 (6件)： KURODA Kentaro (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  SAKAMOTO Shin-ichi (Univ. Shiga Prefecture, Shiga, JPN) ,  SHIBATA Kenji (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKANO Yosuke (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  TSUCHIYA Takao (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  WATANABE Yoshiaki (Doshisha Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 51  号： 7,Issue 2  ページ： 07GE01.1-07GE01.5  発行年： 2012年07月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱音響システムは,排熱や太陽熱などの熱エネルギーで駆動される簡単な構造のために,多くの長所をもつ。しかし,そのエネルギー変換効率の低さのために,実用面の開発が遅れてきた。従って,この論文では,エネルギー変換効率の改善を図るために,数値計算を利用してシステム設計開発の方法を検討した。初めに,転送行列法で得た結果を実験結果と比べて,良好な一致を確認した。第二に,スタックの熱流要素の計算結果から,システムの性能を低下させる温度勾配Q_Dに比例する熱量が支配的とわかった。最後に,Q_Dが熱流に占める比率を低減させるために,スタックの位置を変化させた。得られた結果から,スタックの設置位置をチューブの中心近くに取ると,比率が減少することが分かった。エネルギー変換効率で8倍の増加を得た。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *エネルギー変換 ,  *現象 ,  *エネルギー変換効率 ,  システム設計 ,  数値計算 ,  転送行列 ,  方程式 ,  多孔質体 ,  *熱音響現象
準シソーラス用語： 支配方程式

分類 (1件)： エネルギー変換一般  (LC01010J)

引用文献 (30件)：

• 1) P. H. Ceperley: J. Acoust. Soc. Am. 77 (1985) 1239.
• 2) G. W. Swift: J. Acoust. Soc. Am. 84 (1988) 1145.
• 3) S. Backhaus and G. W. Swift: Nature 399 (1999) 335.
• 4) T. Yazaki, A. Iwata, T. Maekawa, and A. Tominaga: Phys. Rev. Lett. 81 (1998) 3128.
• 5) A. Tominaga: Cryogenics 35 (1995) 427.

タイトルに関連する用語 (8件)： 数値計算 ,  熱音響現象 ,  解 ,  基礎 ,  研究 ,  スタック ,  設置位置 ,  熱流