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J-GLOBAL ID：201202211937071610   整理番号：12A1431857

インプラントにおけるTi-C:H被覆の潜在的用途

Potential Application of a Ti-C:H Coating in Implants

著者 (8件)： FENG F. (Texas A&M Univ., Coll. Station) ,  ZHOU Y. (Texas A&M Univ., Coll. Station) ,  YUN H. (Texas A&M Univ., Coll. Station) ,  ROCHA A. (Texas A&M Univ., Coll. Station) ,  POLCAR T. (Czech Technical Univ. in Prague, Prague, CZE) ,  CVRCEK L. (Czech Technical Univ. in Prague, Prague, CZE) ,  CVRCEK L. (HVM Plasma Ltd., Prague, CZE) ,  LIANG H. (Texas A&M Univ., Coll. Station)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 95  号： 9  ページ： 2741-2745  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリコン基材にAr雰囲気でのマグネトロンスパッタリングでTiをスパッタし,反応ガスにアセチレンを使用したプラズマ増強化学蒸着で,これをTi-C:H皮膜に変えた。XPSによるとその組成は4.2Ti-77.6C-18.2Oで,TI-CとC-Cの結合が特定された。またラマン分光でC炭素とG炭素が確認された。XRDでTiCの幅の広いピークが認められ,結晶子の大きさは~5nmであった。これらの結果から皮膜は非晶質炭素の中にTiCが分散している構造と考えられた。層の硬度は10.2GPa,接合強度は65Nであった。卵白蛋白質の潤滑で鉄製のベアリングに対して摩耗試験を行い,Ti6Al4V材と比較した。摩耗痕や摩耗粉の分析を行い,摩耗機構を論じた。摩擦と摩耗の性能はTi6Al4V材より優れていた。その理由を考察した。これらの所見から当該皮膜は人工関節に利用できると考えられた。

シソーラス用語： マグネトロンスパッタリング ,  *炭化チタン ,  プラズマCVD ,  蒸着膜 ,  卵タンパク質 ,  チタン ,  *炭素材 ,  付着強さ ,  機構 ,  人工関節 ,  セラミック被覆 ,  接着 ,  ケイ素 ,  微細構造 ,  トライボロジー ,  Ti-6Al-4V合金 ,  潤滑 ,  鋼 ,  摩擦係数 ,  摩耗速度 ,  耐摩耗性 ,  アルキン
準シソーラス用語： *非晶質炭素 ,  摩耗機構

分類 (3件)： 医用素材  (GA05040H) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  非金属材料へのセラミック被覆  (YC02040K)

物質索引 (1件)： アセチレン

タイトルに関連する用語 (3件)： インプラント ,  Ti ,  用途