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J-GLOBAL ID：201202212186726647   整理番号：12A0455602

海底底上げによる有明海環境改善策に関する一提案

Proposal of a Method to Improve the Marine Environment of Ariake Bay by Decreasing Its Water Depth

著者 (2件)： 柳哲雄 (九大 応用力学研) ,  塚本秀史 (弓削商船高専)
資料名： 沿岸海洋研究  (Bulletin on Coastal Oceanography)
巻： 49  号： 2  ページ： 161-164  発行年： 2012年02月29日 
JST資料番号： L3747A  ISSN： 1342-2758  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 赤潮や貧酸素水塊の多発に悩まされる現在の有明海の環境改善のために,有明海の海底を人工的に浅くして,潮汐振幅・潮流振幅を増加させ,赤潮や貧酸素水塊が発生しにくい海洋環境に変える方法を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： 潮流 ,  振幅 ,  周期 ,  赤潮 ,  *水塊 ,  *海洋環境 ,  *海域 ,  *港湾 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 振動周期 ,  *貧酸素水塊 ,  *有明海

分類 (3件)： 研究開発  (SA01040R) ,  海洋汚濁  (SB02040B) ,  波浪,潮流  (DC06040R)

引用文献 (8件)：

• 1)堤裕昭,岡村絵美子,小川満代,高橋徹,山口一岩,門谷茂,小橋乃子,安達貴浩,小松利光(2003):有明海奥部海域における近年の貧酸素水塊および赤潮発生と海洋構造の関係.海の研究,12,291-305.
• 2)塚本秀史・柳哲雄(2002):有明海の潮汐・潮流,海と空,78,31-38.
• 3) Manda, A. and K. Matsuoka (2006) : Changes in tidal currents in the Ariake Sound due to reclamation. Estuaries and Coasts, 29, 645-652.
• 4)柳哲雄(2005):大きな干満差が作り出す「宝の海」-干潟の高い漁業生産性.アクアネット,2005年10月号,18-22.
• 5)柳哲雄・阿部良平(2006):有明海に於ける1979年と1999年の窒素収支の変化.海の研究,15,67-75.

タイトルに関連する用語 (4件)： 海底 ,  有明海 ,  環境改善 ,  提案