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J-GLOBAL ID：201202212441949914   整理番号：12A0524531

材料設計ソリューションの開発・利用の現状と課題〔先端研究開発動向〕ソフトマターの多階層・相互接続シミュレーション-高分子メルトのマルチスケールモデル-

著者 (4件)： 村島隆浩 (京大) ,  安田修悟 (兵庫県大) ,  谷口貴志 (京大) ,  山本量一 (京大)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 60  号： 4  ページ： 27-30  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高分子メルトの流動を,マクロスケールのシミュレーションとミクロスケールのシミュレーションを組み合わせた「マルチスケールモデリング」によって,ミクロな高分子状態とマクロな流動現象を,直接関連付けて計算することに成功したので紹介した。高分子メルトのマルチスケールモデルの概略を示した。粒子法と高速な粗視化高分子モデルを用いることで,高分子メルトに特長的な粘弾性や履歴効果を正確にシミュレーションできるようになった。本手法により,高分子メルトの速度分布や応力分布のみならず,高分子のからみ合数や配向度の空間分布など,高分子の分子レベルの物理量の情報を得ることができる。2本の円柱状障害物の周囲を流動中の高分子メルトの高分子長さと配向度を示した。

シソーラス用語： 軟質材料 ,  *モデリング ,  計算機シミュレーション ,  *融解高分子 ,  流動解析 ,  粘弾性 ,  応力分布 ,  速度分布 ,  からみ合 ,  空間分布 ,  配向 ,  数値解法 ,  モデル ,  材料設計 ,  *マルチスケールモデリング ,  粗視化モデル ,  粒子法 ,  CFD【流体力学】 ,  計算機利用 ,  利用 ,  解析 ,  機械的性質 ,  流体力学 ,  物理学 ,  科学 ,  力学 ,  連続体力学 ,  自然科学
準シソーラス用語： 計算流体力学 ,  計算流体力学シミュレーション

分類 (2件)： 高分子溶液の理論  (CG02012B) ,  物体の周りの流れ  (BC02040N)

タイトルに関連する用語 (12件)： 材料設計 ,  ソリューション ,  開発 ,  現状 ,  研究 ,  開発動向 ,  ソフトマター ,  階層 ,  相互接続 ,  シミュレーション ,  高分子メルト ,  マルチスケールモデル