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J-GLOBAL ID:201202213078212315   整理番号:12A0649059

チベット,南Gangdeseに位置するNuri Cu-W-Mo鉱床の流体包有物と水素,酸素,硫黄同位体

Fluid Inclusions and Hydrogen, Oxygen, Sulfur Isotopes of Nuri Cu-W-Mo Deposit in the Southern Gangdese, Tibet
著者 (11件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 42-62  発行年: 2012年 
JST資料番号: W1919A  ISSN: 1344-1698  CODEN: REGEFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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新生代のGangdese Cu-Mo鉱床生成帯に位置する表記鉱床付近では,白亜紀のBima層群に石英閃緑岩,花崗閃緑岩,モンゾ花崗岩,花崗斑岩,石英閃緑ひん岩,花崗閃緑斑岩が貫入して,層状のスカルンとホルンフェルスを生成している。主な鉱化作用はスカルン型,鉱脈型,斑岩型で,鉱石鉱物は黄鉄鉱,輝水鉛鉱,灰重石,斑銅鉱,四面銅鉱などである。鉱化期は,1)スカルン,2)後退,3)酸化,4)石英-多金属硫化物,5)石英-炭酸塩に分けられる。各期のざくろ石,灰重石,石英中に見られる流体包有物は,2相,娘鉱物を含む多相,富CO2,単相に分けられる。均質化温度とNaCl相当塩濃度は,それぞれ280-386°Cと2.9-49.7%(1期),200-340°Cと2.1-7.2%(3期),140-375°Cと2.6-55.8%(4期),160-280°Cと1.2-15.3%(5期)である。富CO2流体包有物の分析によると,鉱化時の圧力は22.1-50.4MPa(深度で0.9-2.2km)である。レーザーラマンスペクトルによると,主な流体成分はH2Oで,少量のCO2と微量のCH4やN2が存在する。ざくろ石のδDは-114.4と-108.7‰の間,δ18OH2Oは5.9と6.7‰の間,灰重石のδDは-103.2と-101.29‰の間,δ18OH2Oは2.17と4.09‰の間,石英のδDは-110.2と-92.5‰の間,δ18OH2Oは-3.5と4.3‰の間である。また,硫化物のδ34Sは-0.32と2.5‰の間である。
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金属鉱床 
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