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J-GLOBAL ID:201202213613912461   整理番号:12A1773854

Streptomyces CK4412におけるtmckコード化末端デカルボキシラーゼの分解を通しての人工タウトマイセチン類似物質の生合成

Biosynthesis of an engineered tautomycetin analogue via disruption of tmcK-encoding terminal decarboxylase in Streptomyces CK4412
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巻: 47  号: 12  ページ: 1773-1778  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0250B  ISSN: 1359-5113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Streptomyces CK4412株により産生されるタウトマイセチン(TMC)は,末端環状無水物分子と異常な末端アルケンを係留する直線性ポリケチド鎖間の異常なエステル結合連鎖をもつ抗真菌性二次代謝産物である。最近,TMCがPP1,PP2A及びSHP2のような蛋白質ホスファターゼ類の異なる阻害を通してT細胞特異的免疫抑制及び抗癌活性を含む付加的生物学的機能を有することが同定された。これらの所見は,その全体の生合成及び調節的経路遺伝子クラスターを分離し,特徴付けすることを著者らにさせた。in silicoデータベース比較は,ポリケチドシンターゼ遺伝子の3’-末端に存在している2つの転写的に共役している遺伝子,666bp tmcJ及び1458bp tmcKの推定産物が,推定細菌性デカルボキシラーゼ遺伝子とアミノ酸配列相同をもつことが見出されたことを明らかにした。Streptomyces CK4412染色体由来のtmcJではなく,tmcKの標的化遺伝子破壊は,5-デオキシ-3’’-カルボキシTMCの産生をもたらした。tmcK変異体株はTMC生合成を回復するためにtmcK及び/又はtmcJ-tmcKを担う統合的プラスミドを用いて機能的補充され,この結果はTmcKのみが機能的なTMC末端デカルボキシラーゼであることを示唆した。本物のTMCとは違い,この人工的5-デオキシ-3’’-カルボキシTMC類似体はPP2Aを越えたPP1選択性を示すことができず,ヒト肺癌細胞株に対して著明に減少した細胞毒性を示した。これらの結果は,C3’’-末端カルボキシル化及び/又はC5-脱ケトン化の様なTMCポリケチド分子の領域特異的修飾が,Streptomyces CK4412から産生されたTMCにおける多くの生物学的活性を識別できることを意味する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物の生化学  ,  抗腫よう抗生物質の基礎研究 
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