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J-GLOBAL ID：201202213626176497   整理番号：12A1657242

QCDによる核力研究とその展開

Research on Nuclear Force in QCD and Its Development

著者 (4件)： 青木慎也 (筑波大 数理物質系) ,  初田哲男 (理研 仁科加速器研究セ) ,  石井理修 (筑波大 計算科学研究セ) ,  根村英克 (筑波大 計算科学研究セ)
資料名： 日本物理学会誌
巻： 67  号： 11  ページ： 745-753  発行年： 2012年11月05日 
JST資料番号： F0221A  ISSN： 0029-0181  CODEN： NBGSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近提案され成功をおさめている格子QCDによる核力研究を紹介する。核力研究の科学的な重要性とその現状を述べた後で,なぜQCDを使って核力を研究するのが難しいか,そして我々はその困難をどのように解決していったか,などを紹介する。格子QCDによる核力ポテンシャルの世界初の結果を示し,その意義を議論する。また,この結果や我々の方法への様々な疑問や誤解に関しての理論的な考察も述べる。そして,核力ポテンシャルの計算法の拡張とそれを用いた最近の発展に関してもできる限り紹介していく。(著者抄録)

シソーラス用語： *量子色力学 ,  *核力 ,  *核力ポテンシャル ,  核子-核子相互作用 ,  シミュレーション ,  波動関数 ,  素粒子相互作用 ,  ハイペロン ,  ハドロン ,  非弾性散乱 ,  クォーク-反クォーク相互作用 ,  *格子QCD ,  数値シミュレーション

分類 (1件)： 核力  (BG02030O)

引用文献 (10件)：

• 玉垣良三. 核力の多面性. 大学院 原子核物理. 1996, 第4章
• 青木慎也. 格子上の場の理論. 2005
• AOKI, S. Phys. Rev. D. 2005, 71, 094504
• AOKI, S. Prog. Theor. Phys. 2010, 123, 89
• ISHII, N. Phys. Rev. Lett. 2007, 99, 022001

タイトルに関連する用語 (4件)： QCD ,  核力 ,  研究 ,  展開