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J-GLOBAL ID:201202213690992214   整理番号:12A0840086

赤血球膜流動性の生化学的撹乱及び異常誘導に対する共役リノール酸異性体のコレステロール低下及び脂質低下作用の比較研究

Comparative study of hypocholesterolemic and hypolipidemic effects of conjugated linolenic acid isomers against induced biochemical perturbations and aberration in erythrocyte membrane fluidity
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巻: 51  号:ページ: 483-495  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的はニガウリとカラスウリに含まれる共役リノール酸異性体(CLnA)のコレステロール低下及び脂質低下作用を,経口投与後の血漿脂質プロフィル,リポ蛋白質酸化及び赤血球膜流動性について調べることであった。雄アルビノラットを6群に分けた。1群は対照,他は亜ヒ酸ナトリウム(Sa)の経口強制投与により酸化ストレスを誘導した。2群は処理対照,3~6群はCLnA異性体の規定濃度(各CLnA異性体に対して総脂質の0.5,1.0%)を維持しながら様々な濃度の種子油でさらに処理した。CLnA異性体はラット血漿中のコレステロール,LDL-コレステロール,HDL-コレステロール及びトリグリセリド含量と体重を正常化し,肝臓HMG-CoAレダクターゼ活性低下によりコレステロール合成を減少させた。Sa投与によりコレステロール増加してリン脂質含量が減少したため赤血球膜流動性が変化した。これらのパラメータ変化は油投与により逆転した。CLnA異性体の赤血球形態への保護効果が原子間力顕微鏡(AFM)で観察された。赤血球膜の脂肪酸組成から,Sa投与後に多価不飽和脂肪酸(PUFA)が減少しアラキドン酸が増加することが示され,これは油処理により正常化された。CLnA異性体投与は赤血球膜(EM)脂質過酸化とリポ蛋白質酸化を回復させた。植物油に含まれるCLnA異性体は生化学的摂動に対して潜在的脂質低下及びコレステロール低下活性を示した。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食用油脂,マーガリン  ,  脂質の代謝と栄養 

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