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J-GLOBAL ID：201202213847901340   整理番号：12A0359788

X10言語を用いた超並列大規模交通流シミュレーション

著者 (5件)： 鈴村豊太郎 (日本アイ・ビー・エム 東京基礎研) ,  小野寺民也 (日本アイ・ビー・エム 東京基礎研) ,  今道貴司 (日本アイ・ビー・エム 東京基礎研) ,  加藤整 (日本アイ・ビー・エム 東京基礎研) ,  井手剛 (日本アイ・ビー・エム 東京基礎研)
資料名： PROVISION  (PROVISION)
号： 72  ページ： 74-80  発行年： 2012年02月08日 
JST資料番号： L4063A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市におけるさまざまなあらゆるリソースの動きを最適化することは,渋滞や災害などで機能不全に陥った場合でも,費やされている膨大な無駄をなくすという意味で,人類全体に対する貢献と言える。本論文では,従来のエージェントシミュレーションの計算負荷の課題を突破するために,新たな並列分散プログラミング言語X10を用いて大規模なエージェント・シミュレーション実行処理系を提案する。また,その処理系上で交通シミュレーションを実装し,日本全国の道路ネットワークや世界の100以上の都市の道路網を用いて,1千規模級の超並列分散環境上でシミュレーションを行い,極めて大規模なシミュレーションを超高速に実現できることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *交通流 ,  *計算機シミュレーション ,  エージェント ,  *超並列処理 ,  *プログラミング言語 ,  並列処理 ,  分散処理 ,  実装設計 ,  道路網 ,  大規模系 ,  高速化
準シソーラス用語： *交通シミュレーション ,  *並列分散プログラミング言語

分類 (4件)： 交通調査  (TB01031B) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  汎用プログラミング言語  (JD03051H)

引用文献 (7件)：

• [1] Florian, M.:A Traffic Equilibrium Model of Travel by Car and Public Transit Modes, Transportation Science 11 (2) , pp.166- 179,1977
• [2] Wardrop, J. C. Some Theoretical Aspects of Road Traffic Research," Proceedings, Institution of Civil Engineers Part 2, 9, pp. 325-378. 1952
• [3]河内谷清久仁,マルチコア時代のプログラミング言語「X10」情報処理学会学会誌2011年3月号
• [4] Vijay A. Saraswat, Vivek Sarkar, and Christoph von Praun. 2007. X10: concurrent programming for modern architectures. In Proceedings of the 12th ACM SIGPLAN symposium on Principles and practice of parallel programming (PPoPP '07) . ACM, New York, NY, USA, 271-271
• [5] G. Yamamoto, H. Tai, and H. Mizuta, "A Platform for Massive Agent-based Simulation and its Evaluation," AAMAS 2007, p.900-902

タイトルに関連する用語 (3件)： 言語 ,  大規模 ,  交通流シミュレーション