文献
J-GLOBAL ID:201202214218756139   整理番号:12A0583178

アモルファスIn2O3:H膜の酸素化学量論組成,構造および光電特性の相関

Correlation between oxygen stoichiometry, structure, and opto-electrical properties in amorphous In2O3:H films
著者 (7件):
資料名:
巻: 111  号:ページ: 063721-063721-7  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Rutherford後方散乱分光(RBS),熱脱離分光,分光エリプソメトリ,およびHall測定により,アモルファスIn<sub>2</sub>O<sub>3</sub>:H(H:~4at.%)透明導電膜を評価した。アモルファスIn<sub>2</sub>O<sub>3</sub>:H膜は,Ar,O<sub>2</sub>,およびH<sub>2</sub>O蒸気の下で流速比r{O<sub>2</sub>}=O<sub>2</sub>/(O<sub>2</sub>+Ar)を変えてIn<sub>2</sub>O<sub>3</sub>セラミックターゲットのスパッタリングにより室温で作製した。(i)すべての膜のRBSスペクトルにおいてArに起因する信号,また(ii)膜のポスト熱アニールにおけるH<sub>2</sub>OとArガスの脱離を見出した。さらに,r(O<sub>2</sub>)>0.375%で育成した膜ではH<sub>2</sub>OおよびArとともにO<sub>2</sub>の脱離が観測される一方,r(O<sub>2</sub>)<0.375%で育成した膜では,H<sub>2</sub>OおよびArとともにInの脱離が観測された。これらの結果は,膜がアモルファスネットワークの内部に空孔および(または)多価の多い構造を有し,またO<sub>2</sub>多量およびO<sub>2</sub>少量条件で育成した膜の空孔構造にはAr,H<sub>2</sub>Oおよび弱く結合したOとInのような多彩な原子が存在することを示唆する。構造変化に対応して,光学および電気特性もまたr(O<sub>2</sub>)=0.375%で変化した。r(O2)<0.375%nで育成した膜では,可視領域に自由キャリア吸収では説明できない広い吸収を見出した。この膜では,キャリア移動度はキャリア密度の増大とともに急速に減少した。分光エリプソメトリとHall測定の解析により,キャリア移動度の大きな減少は,イオン化不純物散乱の効果に加えて,キャリア有効質量の大きな増大によることが明らかになった。本論文では,アモルファスIn<sub>2</sub>O<sub>3</sub>:H膜における酸素化学量論組成と微細構造の変化に関係する光学および輸送特性について議論した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
非晶質・液体金属の電子伝導 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る