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J-GLOBAL ID：201202214425661644   整理番号：12A1080228

メタクリレート共重合体を用いたフラーレンの有機溶媒中およびポリメタクリル酸メチル中への効果的な分散

Effective dispersion of fullerene with methacrylate copolymer in organic solvent and poly(methyl methacrylate)

著者 (4件)： YOSHINAGA Kohji (Nagasaki Univ., Div. of Chemistry and Materials Sci., Fac. of Engineering, 14-1 Bunkyo, 852-8521, Nagasaki, Nagasaki ...) ,  MOTOKUCHO Suguru (Nagasaki Univ., Div. of Chemistry and Materials Sci., Fac. of Engineering, 14-1 Bunkyo, 852-8521, Nagasaki, Nagasaki ...) ,  KOJIO Ken (Nagasaki Univ., Div. of Chemistry and Materials Sci., Fac. of Engineering, 14-1 Bunkyo, 852-8521, Nagasaki, Nagasaki ...) ,  NAKAI Akemi (Kyushu Women’s Univ., Dep. of Human Living, 1-1 Jiyugaoka, Yahatanishi, 807-8856, Kitakyushu, Fukuoka, JPN)
資料名： Colloid and Polymer Science  (Colloid and Polymer Science)
巻： 290  号： 12  ページ： 1221-1226  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： C0415A  ISSN： 0303-402X  CODEN： CPMSB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリメタクリル酸エステルを分散剤として添加することによりフラーレンC₆₀をメタクリル酸メチル(MMA)中に分散し,C₆₀をポリメタクリル酸メチル(PMMA)中に組み込むことを研究した。MMAとメタクリル酸2-ナフチル(NMA)のラジカル共重合により合成された共重合体,ポリ(MMA-co-NMA)はC₆₀を効果的にMMA中に分散させ,20nmのクラスタを形成させた。これらの場合,C₆₀分子1個に対し最小限110個のナフチル基の添加が,最小の20nmサイズのクラスタを与えた。さらに,MMA/NMAのモル比12:1から20:1のブロック共重合体,ポリ(MMA-b-NMA)もまた,C₆₀分子1個に対し最小限40個のナフチル基の添加により20nmサイズのクラスタを与え,これはクラスタ表面上に吸着したブロック共重合体中のナフチル基が約9層に相当する。C₆₀を分散したPMMA溶液の流涎法により作製されたC₆₀/PMMAハイブリッドフィルムは,400nmの吸収がC₆₀含量と共に直線的に上昇した。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリメタクリル酸メチル ,  *ブロック共重合体 ,  クラスタ分子 ,  分散【dispersion】 ,  *フラーレン ,  *高分子分散剤 ,  高分子複合体 ,  複合膜 ,  ハイブリッド複合材料 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (4件)： ナフタレン-1-カルボジチオ酸2-シアノ-2-メチルプロピル ,  メタクリル酸2-ナフチル ,  メタクリル酸9-アントラセニルメチル ,  メタクリル酸メチル

タイトルに関連する用語 (5件)： メタクリレート ,  共重合体 ,  フラーレン ,  有機溶媒 ,  ポリメタクリル酸メチル